中国のポータルサイト・網易に27日、アフリカで最も清潔な都市の道路は日本よりもきれいだったとする記事が掲載された。

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 中国のポータルサイト・網易に27日、アフリカで最も清潔な都市の道路は日本よりもきれいだったとする記事が掲載された。

 記事は、日本がアジアの中でも屈指の清潔な国であることが広く知られていると紹介。その背景には以前より路上でのつば吐きやゴミのポイ捨て、さらにはゴミの分別に対して厳格なルールづくりが行われており、日本人の間でよい習慣が定着していることがあるとした。
 
 一方で、多くの人が「貧しく、立ち遅れており、非衛生的」という印象を抱いているであろうアフリカで、日本よりも清潔な街並みを保っている国があると指摘。その国はルワンダで、首都キガリの街は路上にほとんどゴミが落ちておらず、汚れやシミも見当たらないほど非常に清潔だとした。住民は客人を熱心にもてなすとともに高いモラルを持っており、世界的にも「住むのに適した都市」として高い評価を受けていると伝えた。

 記事は、ルワンダの環境当局が早い時期から環境保護に取り組み、プラスチックの使用を禁止するルールを設けたと紹介。ルールに反してプラスチック袋や環境汚染につながるプラスチック製品を使用した場合に禁固刑を含めた処罰が科せられるとし、日本よりも厳しいルールづくりが奏効したのだと説明している。

 また、ルワンダでは毎月の最終土曜日が国民の衛生デーに定められており、すべての人が街をきれいに掃除するほか、自分の家も清掃することになっており、このような取り組みが街全体の清潔を保つことにつながっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)