「ぷるるっこ −コーヒーゼリー−」(ローソン

まずはゼリーの部分から食べてみると、コクのある深い苦みが口いっぱいに広がります。本格的なコーヒーの苦みと酸味が感じられ、コンビニスイーツとは思えないクオリティーです。
意外なのは、予想よりも固めの食感でしっかり歯ごたえがあること。ゼリーのぷるんとした舌触りと、寒天のコリコリ感をいいとこ取りしたような独特の食感を楽しめ、たしかに“ぷるぷる”というよりは“ぷるるっこ”というネーミングがピッタリです。

コーヒーゼリーの上にトッピングされているのは、クリームと練乳を使用したミルクムース。しつこい甘さではなく、ミルクの風味が優しいまろやかな味わいに仕上がっています。さらにコーヒーゼリーと一緒に食べると苦みが中和され、口あたりやわらかな後味に。ムースはドーム状にたっぷり盛りつけてあり、ゼリーとのバランスも抜群。「コーヒーゼリーを食べ終わる前にムースがなくなってしまった」ということもなさそうです。

“ぷるるっこ”な食感と、コーヒーゼリー×ミルクムースの絶妙なバランスを堪能できる一品。甘いものが苦手な人はもちろん、苦みのある甘さ控えめなスイーツを食べたいときにもオススメです。

同時に「ゆるるっぷ −カスタードプリン−」(240円)も発売しているので、食べ比べてみてもおもしろいかもしれません。“ぷるるっこ”と“ゆるるっぷ”、こだわりの新食感を試してみては?

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text&photo:西野文江
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