気がつけば似合わないファッション小物がたくさん…40代からの見直し方
30代後半あたりから似合わないと思う服が増えた…そう感じている方は多いのではないでしょうか? 片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さんも同じことを思ったそうです。
「洋服だけでなく、ファッション小物も徐々に手放そうと思うものが増えたのが私は40代に入ってからでした。でも今思えば、見直しをちゃんとしていなかったことが原因だったのかも…とも思います。ずっと使っていなかったものがとても多かったからです」と。
そんなファッション小物の見直し方について教えてもらいました。
手放すのが難しいファッション小物…
ファッション小物は洋服以上に手放すのが難しいアイテムかもしれません。森さんは、どんなアイテムをどんな風に手放したのでしょうか?
40代を過ぎた頃から、顔の輪郭が昔と違う! そんな風に思うこと、ありませんか? 私は悲しいくらいにあります(苦笑)。そして、なんとなくしっくりこないアクセサリーもでてきました。最初は、今日の服装に合わないのかな? くらいに思っていましたが、そういうことが何度もあり、あるとき「なぜ、このイヤリングを使わないのか?」ということにしっかりと向き合ってみた結果、気づいたのです。
“顔の輪郭が変わったから(似合わない)”という衝撃の事実に…!
あくまでこれらは、私には似合わなくなった形です。どれもどことなく似ています。
体形に合わなくなった(入らなくなった!?)服を手放すように、輪郭に合わなくなったピアスやイヤリング、ネックレスなども見直してみてはいかがでしょう?
もちろん、顔の輪郭が変わっていない40代の方も大勢いらっしゃると思いますが、アクセサリーも「今」の自分に合った最新の状態にアップデートしていきたいもの。
「洋服の流行は繰り返す」とよく言われていますが、実際には、ライン(衣服や人の体が形づくる輪郭の線)や細かい部分は違うもの。そう理解している方も最近では増えているようですが、小物類はどうでしょう? 意外と使えそうな気がしませんか? 私はそう思っていました。
写真はイメージです
20代の頃、ジーンズとパンプスの間に網タイツや柄ストッキングが少し見える程度に履くのが好きでした。でも30代になってからは「流行ったら、履こう」と思うようになっていたのです。今思えば、そんな風に思っている時点で、好きじゃなくなった、ということ。そのことに気が付いて、これらを処分したのは43歳のときでした。10年以上履いていないにもかかわらず…。SNSでステキに履きこなしている年上の女性たちに憧れていたのかもしれません。
ちなみにラメソックスも同様の理由でさよならしました。
旅行中に買ったものはお土産に限らず実用品として買ったものでも、なんとなく手放しにくいと感じることってありませんか? 特に海外ならなおさらのこと…と思うのは、きっと私だけではないはず(笑)。
年齢を重ねるにつれて、身に付けるものの体への圧迫感が気になるようになりました。写真の手首にはめるタイプのファーも、きつくはないのだけど、なんとなく圧迫されているような違和感を感じるようになり使わなくなっていました。
いつもの私だったら、使わないものは、特別気に入っているものでなければ、すぐに手放せるはずなのに、なぜかこれはなかなかできずにいました。高い商品でもないのにです。
でもあるとき、ふと思ったのです。これがもし、近所のお店で買っていたものだったとしたら? ずっと持っていた?
じつはこれ、カナダのバンクーバーで購入したものなのです。これが日本で買ったものだったら、こんなに長く持っていたかというと、そうではない自信があります。なぜなら、日本でも全国展開している低価格帯のアパレルメーカーの商品だからです。
10年以上も実用品としてずっと使っていたので、思い出の品という感覚はありませんでしたが、買った場所が関係していたとは思いもしませんでした。
人生の折り返し地点と呼ばれる40代ですが、年齢や流行に縛られず、今の自分自身が素直に好きだと思えるファッション小物を持っていたいものです。洋服だけでなく、ファッション小物も定期的に見直してみると、手放したくなるものが見つかるかもしれませんよ。クローゼット整理の参考になりますように。
●教えてくれた人
愛知県名古屋市在住。夫、長女の3人暮らし。ライフオーガナイザー1級の資格を活かし、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う。ブログ「今の暮らし これからの生活
」では“自分にちょうどいい片づけ方”を更新中
「洋服だけでなく、ファッション小物も徐々に手放そうと思うものが増えたのが私は40代に入ってからでした。でも今思えば、見直しをちゃんとしていなかったことが原因だったのかも…とも思います。ずっと使っていなかったものがとても多かったからです」と。
そんなファッション小物の見直し方について教えてもらいました。
手放すのが難しいファッション小物…
気がつけば似合わないアイテムが増えた…40代からのファッション小物の見直し方
ファッション小物は洋服以上に手放すのが難しいアイテムかもしれません。森さんは、どんなアイテムをどんな風に手放したのでしょうか?
●顔の輪郭の変化で変えたいアクセサリー選び
40代を過ぎた頃から、顔の輪郭が昔と違う! そんな風に思うこと、ありませんか? 私は悲しいくらいにあります(苦笑)。そして、なんとなくしっくりこないアクセサリーもでてきました。最初は、今日の服装に合わないのかな? くらいに思っていましたが、そういうことが何度もあり、あるとき「なぜ、このイヤリングを使わないのか?」ということにしっかりと向き合ってみた結果、気づいたのです。
“顔の輪郭が変わったから(似合わない)”という衝撃の事実に…!
あくまでこれらは、私には似合わなくなった形です。どれもどことなく似ています。
体形に合わなくなった(入らなくなった!?)服を手放すように、輪郭に合わなくなったピアスやイヤリング、ネックレスなども見直してみてはいかがでしょう?
もちろん、顔の輪郭が変わっていない40代の方も大勢いらっしゃると思いますが、アクセサリーも「今」の自分に合った最新の状態にアップデートしていきたいもの。
●流行らないと使えないものは、好きじゃないもの
「洋服の流行は繰り返す」とよく言われていますが、実際には、ライン(衣服や人の体が形づくる輪郭の線)や細かい部分は違うもの。そう理解している方も最近では増えているようですが、小物類はどうでしょう? 意外と使えそうな気がしませんか? 私はそう思っていました。
写真はイメージです
20代の頃、ジーンズとパンプスの間に網タイツや柄ストッキングが少し見える程度に履くのが好きでした。でも30代になってからは「流行ったら、履こう」と思うようになっていたのです。今思えば、そんな風に思っている時点で、好きじゃなくなった、ということ。そのことに気が付いて、これらを処分したのは43歳のときでした。10年以上履いていないにもかかわらず…。SNSでステキに履きこなしている年上の女性たちに憧れていたのかもしれません。
ちなみにラメソックスも同様の理由でさよならしました。
●海外や旅行中に買ったものは気づかないうちに手放しにくくなっている
旅行中に買ったものはお土産に限らず実用品として買ったものでも、なんとなく手放しにくいと感じることってありませんか? 特に海外ならなおさらのこと…と思うのは、きっと私だけではないはず(笑)。
年齢を重ねるにつれて、身に付けるものの体への圧迫感が気になるようになりました。写真の手首にはめるタイプのファーも、きつくはないのだけど、なんとなく圧迫されているような違和感を感じるようになり使わなくなっていました。
いつもの私だったら、使わないものは、特別気に入っているものでなければ、すぐに手放せるはずなのに、なぜかこれはなかなかできずにいました。高い商品でもないのにです。
でもあるとき、ふと思ったのです。これがもし、近所のお店で買っていたものだったとしたら? ずっと持っていた?
じつはこれ、カナダのバンクーバーで購入したものなのです。これが日本で買ったものだったら、こんなに長く持っていたかというと、そうではない自信があります。なぜなら、日本でも全国展開している低価格帯のアパレルメーカーの商品だからです。
10年以上も実用品としてずっと使っていたので、思い出の品という感覚はありませんでしたが、買った場所が関係していたとは思いもしませんでした。
人生の折り返し地点と呼ばれる40代ですが、年齢や流行に縛られず、今の自分自身が素直に好きだと思えるファッション小物を持っていたいものです。洋服だけでなく、ファッション小物も定期的に見直してみると、手放したくなるものが見つかるかもしれませんよ。クローゼット整理の参考になりますように。
●教えてくれた人
【森麻紀さん】
愛知県名古屋市在住。夫、長女の3人暮らし。ライフオーガナイザー1級の資格を活かし、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う。ブログ「今の暮らし これからの生活
」では“自分にちょうどいい片づけ方”を更新中