Xiaomi、200W充電を可能にするHyper Charge技術を披露。4000mAhを8分で満充電に
Xiaomiが、スマートフォンを有線で200W、ワイヤレスでも120Wで充電できる急速充電技術「Hyper Charge」のデモを披露しました。急速充電対応にカスタマイズしたMi 11 Pro(バッテリー容量4000mAh)を使い、有線で約8分、ワイヤレスでも15分で満充電となっています。
スマートフォンの急速充電は、とくに中国メーカーがこぞって競い合っている分野で、Xiaomiは2019年に100Wに対応したSuper Charge Turboを発表。Vivoが対抗するかのように120W充電のSuper FlashChargeくを披露。2020年にはOPPOも125W充電を発表しています。
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なお、これらの技術はまだ製品には採用されていませんが、OPPOのFind X3 Proは、65W充電に対応しています。
Charge up to 100% in just 8 minutes using wired charging and 15 minutes wirelessly! #XiaomiHyperCharge
- Xiaomi (@Xiaomi) May 31, 2021
Too good to be true? Check out the timer yourself! #InnovationForEveryonepic.twitter.com/muBTPkRchl
200Wともなると、当然ながら充電器やケーブルも専用のものが必要となりますが、5月にはUSB Type-Cの新規格として240Wまでの対応が発表されたばかりです。充電時の発熱やバッテリーの劣化など、解決しなければいけない課題もありそうですが、搭載製品は意外と早く登場するかもしれません。
Source: Xiaomi(Twitter)