先制ゴールのジェラール・モレノがEL制覇に感動「雲の上にいるみたい」

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ビジャレアルのスペイン代表FWジェラール・モレノが、ヨーロッパリーグ(EL)優勝の喜びを語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

ビジャレアルにとって史上初の欧州カップ決勝戦となった26日のマンチェスター・ユナイテッド戦。序盤から劣勢を強いられながらも粘り強く組織的な守備で相手の攻撃を跳ね返し続けると、迎えた29分、MFダニエル・パレホのFKをジェラール・モレノが押し込み先制に成功する。

ところが後半立ち上がりの55分にFWエディンソン・カバーニにゴールを許し、試合は振り出しに。そのまま延長戦でも決着がつかず突入したPK戦では、互いに10人目まで全員が成功する中、ビジャレアルはGKヘロニモ・ルジが11人目のキッカーとして成功。さらにルジは、後攻のユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアのシュートをストップ。11-10でPK戦を制したビジャレアルがクラブ初のビッグタイトルを獲得した。

先制ゴールで優勝に貢献したジェラール・モレノは試合後にインタビューに答えたが、「雲の上を歩いているみたいだ」と、まだ実感できていない様子だった。

「長い試合になることはわかっていたけど、ロッカールームでそれが確信になった。相手は素晴らしいチームだから押されることは承知の上だった。でも僕たちは延長戦もPK戦もファンと共によく戦ったんだ」

「夢が叶った瞬間だ。僕たちはここに来るまでの道程を思い出していた。皆優勝にふさわしいよ。会長も副会長もね」

「僕たちは歴史を作りたかった。そしてそれができた。今季は最高のシーズンになった。個人的にも組織的にも」

「このタイトルで終わるのは夢のようだし、得点できたのも夢のようだ。信じられない。雲の上を歩いているみたいだ」

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