ジダン、レアル・マドリー監督を今季退任へ…選手にも告知済み

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レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督(48)が退任するようだ。スペイン『マルカ』が『Onda Cero』の記者であるフェルナンド・ブルゴス氏の情報をもとに報じている。

5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのチェルシーで敗れ、決勝進出が叶わなかったジダン監督は9日に行われたラ・リーガ第35節のセビージャ戦に向けたトレーニングが終わってからのドレッシングルームで選手たちに今季限りで指揮官の座を退く旨を伝達。その日の会見がいつもより遅れたのはそれが理由だという。

ジダン監督はドレッシングルームにて、レアル・マドリーでのキャリアの終わりを感じて、身を引くときが来たとの旨を選手たちに説明。16日に敵地で予定する第37節のアスレティック・ビルバオ戦に先駆けた会見で「い続ける必要があるときもあれば、すべての人々のために去らねばならないときもある」と意味深な言葉を発している。

ジダン監督は2016年1月からレアル・マドリーを率いて、リーグ戦のほか、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成。その後、退任したが、2019年3月から再び指揮を執り始め、2019-20シーズンのリーグを制した。

なお、今季のレアル・マドリーはCL優勝の夢が消滅したが、リーグ戦で逆転優勝の可能性を残す状況。首位アトレティコ・マドリーを2ポイント差で追いかけ、残り2試合でアスレティック・ビルバオ、ビジャレアルと対戦する。