モチモチ麺が絶品! 『肉の万世』で謎の鉄板パスタ「パコリタン」を食べてきた
食楽web
先日、『肉の万世』秋葉原本店に行って、「万かつハンバーグWサンド」を買って食べたのですが、食後、なにげなく箱の裏を見たら、「今日は万世で何を食べようかな」という “万世あみだくじ”なるものが載っていました。楽しいサービスだなと思って、やってみたんです。
右端には、「パコリタンを探せ!!」と書いてあり、「くわしくはホームページで肉ビル探検にGO」などというフレーズが……
一番端の“ブーちゃん”を選んでスタートしてみたところ、行き着いた先は、「パコリタン」というメニュー。聞いたこともない名前です。イラストから推測するとパスタのようですが、何だろ…?
気になって『肉の万世』のホームページでメニューを検索すると、「軽食」というジャンルに「これがウワサのパコリタン」という写真を発見しました。どうやら、豚バラ肉を揚げた排骨(パーコー)がのったナポリタンらしいのです。なかなか面白い組み合わせで、お腹いっぱいになりそう。そして、何より可愛い名前に惹かれます。
秋葉原にある『肉の万世』本店
というわけで、その「パコリタン」見たさに、再び『肉の万世』秋葉原本店に行くことにしました。
「パコリタン」が食べられるのは、ハンバーグなどが食べられる3、4階。窓からはJRの電車が走っているのを間近で見られる絶景フロア。そしてお昼時は、たくさんの人が訪れていて、かなり賑わっていました。
気になるパコリタンの味わいは?
これが「パコリタン」
さっそくサービスランチの「パコリタン」を注文します。すると、店員さんが「11時45分までにご注文いただいた方には目玉焼きのサービスがありますが、いかがしますか?」と教えてくれました。
もちろん「お願いします」と即答。これで、スペシャルな「エッグパコリタン」になるわけです。なにか宇宙人のような名前になってきましたが、想像するだけでボリューム満点そう!
サービスランチ(~16時まで)のメニュー
待つことしばし。ボーイさんがワゴンに載せて料理を運んできます。多くのお客さんがハンバーグを選んでいて、フロア中にハンバーグソースのジューシーな香りが漂っていますが、筆者の目の前に登場したのは、もちろん「エッグパコリタン」。美しい!
が、しかし「あれ?」。想像していたより、ずいぶんと小ぶり。大盛りにすれば良かったのかな……と一瞬、後悔していたら、続けてボーイさんが、ホカホカのライスと味噌汁碗をテーブルに置いたのです。
サービスランチの「パコリタン」970円(11時45分までのオーダーで目玉焼きがサービス)
そう、この「パコリタン」は、定食スタイルなのです。味噌汁碗の蓋を開ければ、具沢山の豚汁です。ニクイですね~。熱々の鉄板の上にナポリタン、その上にパーコー&美しい目玉焼き。さらにツヤツヤのご飯と豚汁。かなりボリューミーです。
具沢山の豚汁もお出汁が上品で美味
ナポリタンを食べてみると、モチモチの麺で、優しいトマトの甘みが絡んでいます。特に、鉄板に触れた部分はお焦げができていて、パリッと旨い。
お焦げの部分が香ばしくて美味この上なし!
肝心のパーコーは、衣に生姜の味がしっかりと効いており、柔らかくジューシーです。さすが肉のプロたる万世。当然のように美味しいです。
ネギがアクセントになっていて、パーコーもさっぱり食べられます
目玉焼きの卵黄を崩してパスタに絡めてみたり、パーコーをご飯の上にのせて食べてみたり。ごはんも美味しいし、豚汁も美味しいし、ボリュームだけでなく味も満点!
ご飯も丁寧に炊いてあってみずみずしくて美味しい
というわけで、何から何まで美味しい「パコリタン」ランチでした。これが970円なんて、絶対オトクです。
半熟の卵黄をパスタに絡めるとさらに美味
やっぱり老舗『肉の万世』は素晴らしかった、と大満足。ぜひ、皆さんも「パコリタン」ランチを食べに行ってみてください。ただし、11時45分までに行って「エッグパコリタン」にするのが、絶対オススメですよ。
(撮影・文◎土原亜子)
●SHOP INFO
店名:肉の万世 秋葉原本店
住:東京都千代田区神田須田町2-21
TEL:0120-4129-01