男だってパフェが食べたい!スイーツ好きがハマるパフェの魅力【編集部員のひとりごと #9】

私が、パフェにハマったきっかけ

「パフェで、人を癒したいんです」

昨年、とある取材で聞いた、パティシエさんのひと言が忘れられません。

パフェというと、キラキラした女子のもの、どこか罪悪感のあるものというイメージが付きがち。作り手の熱い想いに出逢い、パフェのイメージが一気に変わりました。

それ以来、都内のパティスリーを中心に日々巡っています。

世の中もどうやら「パフェ活」ブームらしく、作り手・食べ手ともにパフェ界を盛り上げていますね。

実際巡ってみると、女性はもちろん、若い男性からおじさままで、ファンは実に多様。パフェは、すべての垣根を越えるのでしょう。

パフェの魅力ってなんだろう?

“激甘党”としてスイーツ好きな私ですが、なぜ特にパフェに惹かれるのか……3つの理由を挙げてみました。

1. 芸術品のようなビジュアル

パフェの魅力は、なんといっても美しいビジュアル。なかには、どう作っているのか想像できないほどアーティスティックなものも。定番にハマらない独創性も大きな魅力ですね。

2. 作り手のすべてがグラスに詰まっている

どの入れ物に何をどう配置するかは、作り手次第。つまり器の中には、想いや哲学、センスがすべて詰まっているんです。

いろいろなパティシエさんの話を聞いていると、人気のパフェには、食べ手への気遣いが込められていることがわかりました。

底へ向かうにつれてさっぱりした食べ心地にしたり、途中に空白を設けることで素材同士が混ざらないようにしたり……細やかな気遣いがファンを増やすのかもしれません。

3. “常に期間限定”というプレミア感

パフェの顔となるフルーツも、ベースとなるジュレも、その時期一番おいしいものが使われます。そのため、シーズンイベント期や毎月でメニューを替えるお店が多く、その限定感も大きな魅力。

また、基本的にイートインのみなので、「あのパフェをいま食べている!」という特別感も。人気店の予約争奪戦はすさまじいものです(笑)。

好きなもので、小さな幸せを

この一年で幸せの基準が、“量から質へ”大きく動いたと感じます。本当に好きなものを見つけ、小さな幸せを積み重ねることが大切でしょう。

私自身、パフェ以外にも好きなジャンルがたくさん。無理ない程度に巡り、小さな幸せを集めようと思っています。

まだまだ気が休まらない日々。好きなものを食べながら、小さな幸せを増やしてみてはいかがでしょう。

写真・文/道岡直宏(macaroni編集部)