国連が定めた4月2日の「世界自閉症啓発デー」から、4月8日までの一週間は、「発達障がい啓発週間」として、全国各地で自閉症をはじめ「発達障がい」の啓発のための様々な取組みが行われている。

大阪府では、「子どもの未来支援」に関する事業連携協定を締結している塩野義製薬株式会社との共催で、講演会をオンラインで開催するという。

また、大阪府や市町村において、ポスターの掲示など自閉症をはじめとする「発達障がい」について理解を深めてもらうための啓発活動が行われる。

   

4月2日の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、大阪自閉スペクトラム症教会・大阪市等との協力により、大阪府内の主要な建物を、シンボルカラーであるブルーにライトアップされる。

   

   

   

大阪府の担当者は、「この機会に、府民の皆さんに自閉症をはじめとする「発達障がい」のある方の特性だけでなく、生活上の困り感や周りの方々の関わり方などについて、理解を深めてもらいたい。」と話す。

   

   

(以下、大阪府ホームページより)


◯府内の主要な建物等のブルーライトアップ

1.日時:令和3年4月2日(金曜日) 日没(午後6時30分頃)から午後12時まで

   

2.場所:大阪城天守閣、大阪府咲洲庁舎、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)、天保山大観覧車、万博記念公園太陽の塔(50音順)

   

【各施設の終了時刻】
 大阪城天守閣:午後12時
 大阪府咲洲庁舎:午後11時
 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター):午後9時半
 天保山大観覧車:営業終了時刻
 万博記念公園太陽の塔:午後11時

※実施場所や時刻は、新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる可能性があります。

   

3.主催:一般社団法人大阪自閉症スペクトラム症協会、大阪府、大阪市

   

4.共催:日本発達障害ネットワーク大阪

   

5.協力:株式会社海遊館、塩野義製薬株式会社   

   

   

◯発達障がい講演会「世界自閉症啓発デー in OSAKA 2021」

1.日時:令和3年4月8日(木曜日) 午後2時から午後4時30分まで

   

2.開催方法:オンライン形式(Cisco Webex Meetings を使用予定)

   

3.講演内容: 

 第1部「全ての子どもたちの発達を支える仕組みづくり 多様性を認め支えあう社会へ」
 〈講師〉
 公益社団法人子どもの発達科学研究所 主席研究員
 大阪大学大学院連合小児発達科学研究科 特任講師
  和久田 学(わくた まなぶ) 氏

   

 第2部「はじめて発達障がいの学生・就労者にかかわっていく上での基礎知識」
 〈講師〉
 はたらく人・学生のメンタルクリニック 院長
  西井 重超(にしい しげき) 氏

   

4.参加費:無料(事前の参加申込が必要です)

   

5.定員:500名

   

6.申込方法:

 ・関連ホームページの「大阪府インターネット申込み」よりお申込をお願いします。
 ・聴覚障がい等があり配慮を希望される方は、インターネット申込画面の所定の欄に配慮の内容を具体的に記載してください。 

   

7.申込期間:令和3年2月12日(金曜日)午後2時から4月2日(金曜日)午後12時まで

 ※期間中に申込が定員に達した場合には、受付を締め切ります。

   

   

   

■各種リンク

「世界自閉症啓発デー」及び「発達障がい啓発週間」について

発達障がい講演会「世界自閉症啓発デー in OSAKA 2021」をオンラインで開催します

大阪府インターネット申込み

大阪市/「世界自閉症啓発デー」のブルーライトアップ及び「発達障がい啓発週間」に関する啓発活動を実施します

堺市/「世界自閉症啓発デー」及び「発達障害啓発週間」に関するイベントを開催します

   

■問い合わせ

大阪府 福祉部 障がい福祉室 地域生活支援課 発達障がい児者支援グループ
電話番号:06-6944-6689 
メールアドレス:HattatsuG@gbox.pref.osaka.lg.jp