元日本代表DF闘莉王氏とポルティモネンセMF本田圭佑【写真提供:闘莉王TV & Portimonense SAD】

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「闘莉王TV」で母国のボタフォゴに言及「経済的に厳しい状況にあった」

 元日本代表MF本田圭佑はポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍が発表されたが、選手登録が不可能となるアクシデントで破談となった。

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、ブラジル1部ボタフォゴ退団について分析。「いろいろなことを隠すために入団させた」と、史上初の2部降格の決まった名門クラブの“闇”について語っている。

 現在ブラジルで実業家として活躍する闘莉王氏は、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話で、本田のボタフォゴ退団に言及。闘莉王氏も現役時代に2度移籍のオファーを受けていたブラジルの名門は、昨年の本田獲得時点で思惑も存在したという。

「ボタフォゴは経済的に厳しい状況にあった」

 本田入団前から名門の経済的な困窮に触れたうえで、「そういった環境の中に本田が入団したというのが、ボタフォゴ自体がいろんなことを隠すために、入団させたと考えている」と闘莉王氏は指摘。チーム状況をカモフラージュするための補強と見解を述べた。

 キャプテンマークを託された本田は、結局18試合2ゴールで退団。給料遅配や未払いという問題も闘莉王氏は指摘するなど、その病巣の深さにメスを入れていた。(Football ZONE web編集部)