任期満了に伴い、4月11日に投開票が行われる、さくら市長選挙に現職の花塚 隆志氏61歳が15日、2期目を目指し出馬を表明しました。

花塚氏は、2003年の県議会議員選挙で初当選し、4期目の途中で2017年の市長選挙に立候補し、前の市長の継承を掲げて初当選を果たしました。

新型コロナウイルスの影響で、後援会の会合が開けず、出馬するかどうか態度を明らかにしてませんでしたが、15日に後援会から要請を受け立候補を表明しました。

正式な公約は現在作成中で1期目に掲げた「さくら市 進化プラン」を継続し、産業や教育、防災分野でさらなる進化を目指すとしています。

公約の達成率は8割ほどで、結婚支援や福祉政策など積み残した課題にも取り組みます。

一方で、新型コロナのワクチン接種が行われた後もマスクのない社会に戻るには時間がかかるとみていて、デジタル分野の推進でも目に見える成果をあげていきたいと意気込んでいます。

市議の18人のうち15人が支援に回り、地元県議なども含めた組織で選挙に臨みます。

さくら市長選挙をめぐっては、花塚氏のほかに、これまでに立候補を表明してる人はいません。

さくら市長選は、4月4日に告示、11日に投開票が行われます。