新幹線で、いちご王国栃木の完熟イチゴを東京に運ぶサービスが13日から始まりました。

朝8時のJR那須塩原駅です。那須町の農園「いちごの森」で育てられ真っ赤に熟した新品種の「とちあいか」をはじめ、とちおとめ、スカイベリー合わせて290箱が届けられました。

JR東日本は新型コロナウイルスの感染拡大で現在、新幹線の車内販売を休止中。

そこで車内販売の準備スペースを活用し、地域の季節の食材を東京駅に直送し販売する取り組みを実施しています。

一方、いちご狩りを行っている「いちごの森」でも新型コロナウイルスの影響で客が減少し、今回の新幹線輸送が余ってしまった完熟イチゴの新たな販路の開拓となりました。

およそ3分で積み込み完了。

今後は輸送する量を増やしたいところですが、車内への短い搬入時間と限られた搬入スペースが課題だということです。