『キングスマン』映画、あと7本計画中!テレビシリーズに加え
マシュー・ヴォーン監督は以前から『キングスマン』のユニバース化を計画していると明かしてきたが、映画はあと7本もできるらしい。
Deadlineによると、ヴォーン監督の制作会社マーヴのCEOジギー・カマサが、ウィンストン・ベイカーUKの金融サミットで「(監督は)あと7本程度の『キングスマン』映画を計画しています」と明言したとのこと。カマサは「我々はビジネスを拡大させ、発表する作品も増やしたいと思っています」「我々は『キングスマン』のテレビシリーズを進めており、『キングスマン』の世界と並行して、2〜3の他のフランチャイズの企画開発もしています」とマーヴとして手掛ける作品を増やしていく予定だと語ったのだという。
『キングスマン』は、労働者階級の不良少年エグジー(タロン・エジャトン)がイギリスにあるスパイ組織「キングスマン」の一員であるハリー(コリン・ファース)に見いだされ、一流のスパイ/紳士になっていくさまを描いたアクションシリーズ。第1弾『キングスマン』(2014)、第2弾『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)に続き、エグジー&ハリーの物語の完結編にあたるシリーズ第3弾の制作も予定されている。そのほか、スパイ組織キングスマンの誕生秘話を描く前日譚『キングスマン:ファースト・エージェント』が制作されており、こちらは来年2月11日に日本公開の予定だ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』に登場した「ステイツマン」のスピンオフ映画化構想も伝えられており、ヴォーン監督の計画は壮大なもののようだ。
マーヴは先日、初となるテレビシリーズ「Day 1’s」の制作を発表していた。イングランド・プレミアリーグを舞台にした10話のドラマで、クリエイターは「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のダグ・エリンだ。来週にはタロン・エジャトン主演映画『テトリス(原題) / Tetris』の撮影を始める予定で、カマサの言葉通りマーヴのビジネスは拡大していく。(編集部・市川遥)