自分そっくりのぬいぐるみを誰にも触らせない犬(画像は『InspireMore.com 2020年12月6日付「15 Adorable Animals Who Won’t Let Their Favorite Toys Out Of Sight」(Reddit)』のスクリーンショット)

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幼い子供たちが特定のぬいぐるみに愛着を示すことがあるように、飼い犬や猫たちにもお気に入りがあるようだ。時には切なく、時には微笑ましいぬいぐるみ好きの動物たちの姿を『InspireMore.com』などが伝えている。

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ぬいぐるみをそばに置いておくのはなぜだろう。「ふわふわの肌触りがとっても好きだから」「心が安らぐから」「思い出がいっぱい詰まっているから」など人によって理由は様々だろうが、ペットの動物たちにはどんな理由があるのだろう。これまでにSNSで注目された6頭の犬と1匹の猫について写真を交えて紹介したい。

まず1枚目は、自分とそっくりな犬のぬいぐるみをVIP待遇している1歳半のオス犬“マーフィー(Murphy)”で、飼い主は「通常マーフィーにぬいぐるみを渡すと数時間後にはボロボロになってしまうのですが、この犬だけは違ったんですよ。一緒に寄り添って寝るだけでなく、ほかの誰にも触らせないのですから」とマーフィーの執着ぶりについて述べた。

2枚目は、飼い犬の“エディー(Eddie)”で、テディベアのぬいぐるみを何よりも大切にしている。もともとメスのきょうだい犬が大好きだったぬいぐるみで、飼い主は「メスのきょうだいが亡くなって以来、エディーはずっとあのテディベアのそばに置き寄り添っています。ほかのぬいぐるみは手荒に扱いますが、あのテディベアにだけはとても優しいのです。きょうだいを失った時はかなり落ち込んでいましたが、今はすっかり元気になりました。ただ汚くなったテディベアを洗濯すると機嫌が悪いんですよ」と明かしている。

3枚目は、心音が聞こえる犬のぬいぐるみが大のお気に入りのオス犬だ。飼い主は「生後3か月の時以来、ずっとこのぬいぐるみと一緒です。電池が切れるとしばらく離れて、心音が確認できるようになるとやってきて寄り添っています。心音を聞くことで安らぎを感じているようですよ」と語っている。

4枚目は、洗濯され庭に干されている10個以上のぬいぐるみのそばに座るオス犬で、飼い主は「ぬいぐるみが全部乾くまで、あの子は家の中に入ろうとしなかったのですよ」と頑固な一面を暴露。どことなく険しい表情をしているように見えるのは、そんな背景があったからだろう。きれいになったぬいぐるみを渡した際には、「これは僕のものだよ。もう取らないで!」とでも言いたそうにかなり警戒していたという。

5枚目は、13年間もリスを追いかけまわしながら、一度も捕まえることができなかったオス犬で、見かねた飼い主がリスのぬいぐるみを渡してあげた時の写真だ。飼い主は「この日はずっとこのぬいぐるみを離しませんでした。13年もかかってしまって、ごめんなさいね。もっと早く気づいてあげればよかったわね」とコメントしている。

6枚目は、しっぽが長い小さな猫のぬいぐるみといつも一緒のオス猫で、ぬいぐるみを餌皿の上に置いている。自分もすぐそばで餌を食べており、飼い主は「キッチンに行ったら、たまたまこんな光景を目にしました。あの子はぬいぐるみもお腹が空いていると思ったのかしら」と当時を振り返った。

最後は、生後4か月の頃と成犬になってからの“エリオット(Elliot)”の2枚の写真で、どちらも緑色のドラゴンと一緒にカメラに収まっている。ドラゴンとほぼ同じくらいだったエリオットは大きく成長しているものの、現在もドラゴンの状態はとても良く、長い間大切に可愛がってきたことが推測できる。

ちなみにぬいぐるみだけでなく、ブランケットが好きな犬もいる。アルゼンチンの13歳のオス犬は、8歳の頃にプレゼントされたブランケットが大好きで、毎晩キツネのぬいぐるみと一緒に寝るそうだ。飼い主によると、温かいブランケットに包まれると安心し、穏やかに眠りにつくことができるのだという。

画像は『InspireMore.com 2020年12月6日付「15 Adorable Animals Who Won’t Let Their Favorite Toys Out Of Sight」(Reddit)』『Hiptoro 2020年12月6日付「These Pets Would Not Part With Their Favorite Toys, And They’re Too Adorable(25 Photos)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)