ティーンエイジャー時代の悩みを明かしたニコール・キッドマン(画像は『Nicole Kidman 2020年11月23日付Instagram「So lovely to chat with @GlamourUK about @UndoingHBO & @PromNetflix for their November cover issue」』のスクリーンショット)

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演技派女優ニコール・キッドマン(53)はハリウッド女優の中でもとりわけ身長が高く180センチある。ロングの金髪にスラリとした容姿で人気の高いニコールだが、10代の頃は高身長がコンプレックスで仕方がなかったという。このほど女性誌『Glamour』イギリス版の表紙を飾ったニコールは、同誌インタビューにて多感な時期だったティーンエイジャー時代を明かした。

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「私は“人と違ったことを好む”ティーンエイジャーだった。でも身長がとても高かったことから、多くの不安と恐怖感を抱えていたの。」

そう語ったニコール・キッドマンは、なんと13歳で既に身長が5フィート10インチ(約178センチ)もあったという。米人気ドラマ『glee/グリー』を手掛けたライアン・マーフィー監督による新作で12月11日に配信されるNetflix映画『ザ・プロム』に出演するニコールは、ミュージカルを題材に高校生達が奮闘する物語にちなんで自身のティーンエイジャー時代を振り返った。

“プロム”とは主に米国の高校で学年末に開催されるダンスパーティのことだが、プロムの経験について尋ねられたニコールはこう語っている。

「私は1920年代の“フラッパードレス”を着ていたわ。つまりこういうところが“人と違ったことを好む”っていう部分。」

“フラッパードレス”とは1920年代に欧米で流行した袖なしの膝丈ドレスであり、ニコールは「高身長がコンプレックスで不安を抱えていた」という性格とは裏腹に、あえて他人と違うスタイルを好む部分があったことを明かした。

「そのドレスは古着屋で購入したの。白と黒のビーズ加工だけど決してチュールで大きなスカートではなかった。私はとにかくそのフラッパードレスのデザインが大好きだったの。あとそうね、パーティでは少し酔っ払っていたことも覚えている。恐らくプロムやパーティの経験者なら誰にでもある話だと思うけど。」

『ザ・プロム』は、米インディアナ州の田舎町に落ち目のブロードウェイスターたちが乗り込み、同性の恋人とプロムに行こうとする女子高生を応援する物語だ。現在は娘2人の子育てに追われているニコールは、同映画に込められたメッセージとして「子供達が自分らしく生きていくために親がどのようにサポートしていくか」という部分を強調した。

「この物語は『無条件の愛がどのように困難を乗り越えていくか』について触れているの。」
「親から子供に『あなたは愛されている』と伝えることが最も大切なことだと思う。そして『あなたは信じることができる。あなたはなんだってできる。あなたは“あなた自身”でいい、そんなあなたを愛している』ってね。」

『ザ・プロム』はニコールのほか、メリル・ストリープやジェームズ・コーデンらも出演し、笑いあり涙ありの映画として注目を集めている。

画像は『Nicole Kidman 2020年11月23日付Instagram「So lovely to chat with @GlamourUK about @UndoingHBO & @PromNetflix for their November cover issue」』『The Prom 2020年11月23日付Instagram「A true queen emerges from the chorus.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)