10月17日放送の『ヤングタウン土曜日』（MBSラジオ）で、明石家さんまが、雨上がり決死隊・宮迫博之への思いを語った。

　さんまは「（チュートリアル）徳井（義実）も（ロンドンブーツ1号2号）田村（亮）も帰ってこれて」と、不祥事を起こした芸人が次々に復帰している現状を指摘。

　その上で「僕が預かってる宮迫が帰ってこれないの、なんとかしてもらえないですかね」とボヤいた。

　続けて「YouTubeやりよったからな。いろいろごちゃごちゃして。（テレビ復帰の）時期がいつになんのかなぁって」と宮迫がYouTuberとして成功した点について語る。

　ちょうどその時期にコロナ禍となり、「世間の皆様も大変。我々、テレビ業界も大変。ラジオ業界も。スポンサーさんがみんな大変な目にあってる」と、スポンサーも余裕がなくなり、宮迫の出演を許すところがないと話した。

　宮迫を思うさんまの発言に、SNSでは賛否両論が巻き起こった。

《さんまさんは吉本を離れる覚悟で宮迫さんの味方をしているんですよね》

《早く宮迫復帰して欲しい 反社じゃなくて反社とつるんだ芸人の方が社会の敵ってなるっておかしいだろ》

《個人的には宮迫は無理してテレビに戻る必要もないと思う。YouTubeで十分成功してるんだし。 もはやテレビは高齢者が見るもの。 私もプライベートはほぼYouTubeを見てる》

「闇営業問題で吉本興業と契約解除した宮迫さんを、さんまさんは自身の個人事務所『オフィス事務所』で預かる意向を明かしました。2019年11月21日にはテレビ関係者らを集めて『宮迫を囲む会』を開催したものの、本格的なテレビ復帰には至っていません」（芸能ライター）

　宮迫はアパレル通販サイト「ロコンド」のCMに起用され、5月4日放送の『YOUは何しに日本へ？』（テレビ東京系）でオンエアされた。また8月9日には、格闘技イベント「RIZIN.22」に、リングアナウンサーとして登場している。

　YouTubeの登録者は114万人に達する人気ぶりだが、さんまの思いとは裏腹にテレビ復帰は長い道のりとなりそうだ。