ブロック感覚の組み立て式ロボット「ClicBot」は工夫に溢れていた! 子どもでも飽きずにプログラミング

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プログラミング教育が2020年から小学校で必修化された。
そうしたプログラミング教育に打ってつけのロボットを「第90回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋 2020」で見つけた。

合資会社EMIトレーディングが販売する組み立て式ロボット「ClicBot」だ。


■ロボット工学とプログラミングを学べる
ClicBotはロボット工学とプログラミングを学べる組み立て式のロボット。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で2020年5月15日13時より支援者を募り、開始わずか2時間で目標金額100万円の500%を達成し、最終的には2,278万8,070円を集めた。
PIXARの元デザイナーがデザインしているため、見ためが美しく、どことなく可愛らしさがある。

特長は、
・ロボットを作成できる
・初心者でも安心
・ロボットプログラミング学習にも最適
この3つだ。


ロボット工学とプログラミングを学べる、組み立て式ロボット「ClicBot」。


ClicBotはモジュールのかたちで提供されており、
・50以上の基本プログラム
・200以上のアクション
これらが最初からインストールされている。
歩く、登る、踊る、レースする、絵を描くなど、さまざまなアクションができる。

SCREENモジュールで、ユーザーが組み立てたいロボットを選択すると、ロボットの組み立て手順が画面に表示される。ユーザーは画面を見ながらブロックを組み立てるようにモジュールを繋げることで、4脚歩行やロボットアームなど、さまざまな形状や動作をするロボットが作成できる。

実際に組み立てのデモンストレーションをおこなっていただいたが、画面を見ながらモジュールを繋げるだけなので、小学生でも迷うことなく組み立てられるだろう。


ロボットの組み立て手順が画面に表示される。


完成したロボットを動かすには、「Google Blockly」という言語を使用する。
ロボットを動かすための命令が表記されたブロックを組み合わせるだけなので、プログラミング初心者でも簡単にプログラムを組むことができる。
同じ形のロボットでもプログラミングにより、まったく別のロボットに変身させることができる。
Aiboのようなペットロボットだけでなく、産業ロボットのようなロボットも作れる。
そういう意味で、ClicBotの楽しさは無限大といえる。


「Google Blockly」という言語を使用して、プログラミングができる。


合資会社EMIトレーディングが日本国内の販売およびサポートをおこなう。
価格は、
・スターターキット 5万9,800円
・スタンダードキット 7万9,800円
・フルキット 9万9,800円
・メーカーキット 13万9,800円
いずれも販売予価で送料、税込。

ClicBotは拡張パックを購入することでパーツを増やすことができる。
・拡張パックA 2万9,800円 スターターキットがスタンダードキットへ
・拡張パックB 2万9,800円 スタンダードキットがフルキットへ
・拡張パックC 5万4,800円 フルキットがメーカーキットへ
いずれも販売予価で送料、税込。




「ClicBot」のパッケージ。組み立てられるロボットがわかる。



■ひと目惚れからプロジェクトがスタート
合資会社EMIトレーディング 代表社員 大屋良介氏に、組み立て式ロボット「ClicBot」について話を聞いた。

大屋良介氏
「ClicBotはアメリカのクラウドファンディングで紹介されていた商品なんですが、直感的に操作しながらロボット工学とプログラミングを勉強できるという、この製品にひと目惚れして日本で販売させて欲しいということを粘り強く交渉しまして、今回販売できる運びとなりました。
先行販売で日本のMakuakeのクラウドファンディングで2,200万円のファンディングに成功しまして、これから一般販売に向けて準備しているところです。
ClicBotはアップデートを重ねていますので、よりたくさんのプログラムを楽しく勉強できるようになっていきます。」

ClicBot大屋良介氏によれば、ClickBotの開発元は清華大学出身などの優秀なエンジニアが集まった中国のベンチャー企業KEYi Tech Ltd.であるという。


「ClicBot」について語る、合資会社EMIトレーディング 代表社員 大屋良介氏。


大屋良介氏
「プログラミングを学習できるロボット型の玩具ということで、特徴としてはブロックのように形にして、それをラジコンのように動かすというのがひとつあります。その先にはプログラミングというのがありまして、自分が作ったロボットを自分が思うとおりに動かしたい、そういうのをお子様がひとりでも学習できる商品です。Google Blocklyという簡単なプログラム言語があり、ロボットの首を動かすとか、手の動きに反応するとか、プログラミングしてあげて実際に動かすことができます。その先にはですね、Pythonというプログラミングコードで実際にコードを打ち込んで動かすこともできる、そこまで応用が利くような商品になります。」

Pythonは、機械学習や科学計算に用いられる言語だ。
そこまで応用が利く商品というのはメリットといえるだろう。

大屋良介氏
「ClicBotは学習用という位置づけなんですが、クラウドファンディングをしたときは、実際にエンジニアの方が遊びでコーディングしてみますという方もいらっしゃいました。玩具ですが、専門の人も扱えるような商品となっています。」




ロボットのプログラミングの製品は他社にもいろいろあるが、一番の違いはどこにあるのだろうか。

大屋良介氏
「いろんな商品があると思いますが、直感的に組み立てができるのがひとつの特徴です。
小学校2年生ぐらいのお子様でも、この玩具を渡したら、マニュアルを見なくてもガチャガチャはめて組み立てられます。

最終的にはGoogle Blocklyというプログラミングまで進みますが、実際にプログラミングに触れなくても、手で操作をレコーディングしてプログラミングに近いこともできます。
とにかく直感的にどんどん操作して、自分で操縦できるというのを覚えていけるようなところがこのClicBotができるところです。」

ClickBotは「ロボットを動かすことにより、その動作を記録する」というモーションレコーディングにも対応しており、プログラミングの手前段階でもロボットを動かせる。
実用的なロボットを作るまで、子どもに飽きさせないように工夫されている。

今後はオンラインだけではなく、実店舗でも商品を置いてより多くの人にClickBotを知ってもらい、実際に使って欲しいと考えている。



ClicBot


ITライフハック 関口哲司