こんな香水のせいにしてしまうことに怒りを感じる人もいるようです(monticellllo/stock.adobe.com)

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9月6日夜、俳優の窪塚洋介さんがInstagram生配信で泥酔しながらヒット中の瑛人「香水」の歌詞を批判したことが話題になった。

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「リリック(歌詞)クソやな!」
「"君を傷つけてもまだ分からない僕"はもう死ね!」 
「ドルガバのせいにしたら俺がドルガバのスーツでね、シメてやりますよ」

などとさんざんなこき下ろし方で瑛人さんの才能から人格まですべてを批判した窪塚さんだが、どうやらこの怒りの背景には娘を持つ父親としての想いがあるようだ。

それがあからさまにわかるのが

「お前、俺の娘にそれ言ってんのか?」

という発言。

窪塚さんには妻の菅原優香さんとの間に3歳の娘がいる。窪塚さんには交際していた女性へのどこかよそよそしい感情を歌った「香水」の歌詞が、さも自分の娘に対する不貞行為かのように聴こえてしまっているようなのだ。

あいにく僕には娘がいないので想像でしかないが、自分の娘が瑛人さん的なチャラいルックスの若者と付き合って粗末に扱われたとしたらきっと怒りが湧くだろう。かと言って「香水」という曲を聴いただけで怒れるかと言われると自信がないが、SNS上を見渡すとごく一部ではあるが父親としての窪塚さんの思いに共感する声も上がっていて興味深い。

「瑛人さんの香水に関して、窪塚洋介くんに同意ですね…おばちゃんも3年でなにがあったんや娘に会いに来らドルチェアンドガッパーナ吹きつけて迎え撃ちますよってなるって言ってたんよ」

「窪塚洋介が「香水」の歌詞について「娘がこんな男連れてきたら俺がドルチェアンドガッバーナのスーツ着てそいつを詰める」(意訳)というツイートを読んで、いい父親だなと思ったんだ。」

「窪塚洋介さんの話題のインスタライブ漁ったら、ポコちゃん(娘)の将来を心配した上でクソガキとかいってて、すげぇいいパパじゃんって泣きそうになってしまった…あんなパパほしい…」

「もしも娘がいて将来、自分の娘が「人を傷付けて泣かせても何も感じ取れないクズ」を彼氏として連れてきたら、いかに上手く別れさせて二度と近づけないよう森に埋めるか考えちゃうだろうな。親やもん」

瑛人さんには気の毒だが、人の考えや捉え方はいろいろあって実に面白い。

なお僕の周囲のミュージシャンや業界関係者の間では「香水」についてこれと言った悪口は聞かないが、かと言って名曲だという声も聞かない。プロモーションの手法としてはたしかに見事なものがあるのだが、こういった粗削りでチャラめのポップソングは音楽通には響きにくいのかもしれない。

窪塚さんはミュージシャンとしても活動しており、音楽や表現には相当なこだわりを持っておられるお方。父親としての想い以前に、そもそも楽曲として「香水」が嫌いだったのかもしれないと推察する次第だ。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)