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6月30日より改正道路交通法が施行され、これまで明確な定義がなかった“あおり運転“は「妨害運転」として規定され、新たに罰則も創設された。あおり運転に対する危機感から、ドライブレコーダー市場では現在、特に前方・後方が録画できる2カメラモデルへの需要が急激に高まっている中、この改正道路交通法の施行を受けて、ユーザーニーズがより高機能・高画質なモデルへ移行していくことが考えられる。
そこで、株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、あおり運転への対応をさらに強化したドライブレコーダーのフラッグシップモデルとして、同社初となる「AIセンシング」機能を搭載し、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR8500」を2020年9月中旬より発売することを同年7月22日に発表した。
前後のカメラで「あおり運転」を検知すると、録画映像を書き換えがされないイベントフォルダに自動保存する。

・品名
前後撮影対応2カメラドライブレコーダー

・型番
DRV‐MR8500

・希望小売価格(税抜)
オープン価格

・発売時期
9月中旬



●「DRV-MR8500」の主な特長
同機は、「AIセンシング」機能により、後方車両の急接近に加え、後方車両の蛇行運転などのあおり運転を自動で検知して画面表示と警告音でドライバーに知らせるとともに自動で録画保存を行う。また、フロント・リアの両カメラにF1.6の明るいレンズの採用に加え、500万画素の「STARVISTM」CMOSセンサーを搭載。暗い環境でもノイズの少ない高感度録画と、フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHDでの高画質録画を実現する同社ドライブレコーダーのフラッグシップモデルだ。

なお、「AIセンシング」による自動検知を含む運転支援機能は、ドライバーの運転をサポートするもので、事故を未然に防ぐものではない。また、すべての危険を警報するものではなく、逆光や雨天、車の色が識別困難な時など、条件によっては正しく動作しない場合がある。



●後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知・録画
新開発の「AIセンシング」機能により、後方車両をリアカメラが捕捉。後方の車両が同機能の検知エリアに侵入すると自動で検知し追尾を開始。さらに後方車両が検知エリア内で蛇行運転を繰り返したり、急接近するとドライバーに警告音と画面表示で知らせるとともに、録画映像を書き換えがされないイベントフォルダに自動的に移動、保存する。


●フロント・リアカメラともに最新デバイスを搭載し、高画質録画を実現

(1)同社初となるF1.6の明るいレンズ搭載、クオリティの高い映像録画が可能:
同社ドライブレコーダーでは初となるF1.6の明るいレンズを搭載。暗い場所や夜間でもノイズが少なくクオリティの高い映像録画を可能にする。
(2)高感度CMOSイメージセンサー搭載 夜間のドライブも明るく鮮明に録画可能:
高感度な裏面照射型CMOSイメージセンサー「STARVIS」を採用。夜間や暗いトンネル内の走行時も前方・後方ともに、対向車や歩行者など対象物の色や形をしっかり認識し、明るく鮮明かつ高画質な映像で録画する。
(3)「HDR機能」を搭載 トンネルの出入り口など明暗差の大きなシーンで安定した録画が可能:
「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載。逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した録画を実現。

●WQHD(Wide Quad HD)3.7メガ録画を実現
フルハイビジョンの約1.8倍の高解像度となるWQHD(Wide Quad HD)3.7メガ記録モードを新たに搭載。映像描画をきめ細かく再現し、ナンバープレートなど細かい文字情報まで、より鮮明に録画する。

●リアカメラに「スモーク シースルー機能」を搭載
リアカメラに「スモーク シースルー機能」を搭載し、リアガラスがスモークガラスの車にも対応。リアガラスに合わせて設定を3段階で調整でき、後方の映像も明るく鮮明な映像で録画が可能。

●microSDカードダブルスロット搭載によるリレー録画
microSDカード対応のダブルスロットを搭載し、スロット1からスロット2へのリレー録画に対応。

●最大容量128GBのmicroSDカードに対応

●「SDカードメンテナンスフリー」機能を搭載
SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止し、SDカードのエラーを防ぐ同社独自の記録システム「SDカードメンテナンスフリー」機能を採用。ドライブレコーダーで録画する際に定期的に必要だったSDカードのフォーマット(初期化)作業を不要とし、録画の信頼性を高める。なお、録画設定の変更やSDカードの状態によってはフォーマットが必要だ。

●SDカードの交換時期を画面表示と音声案内で通知。
SDカードの交換時期を画面表示と音声案内で知らせ、録画エラーを未然に防ぐSDカード寿命告知機能を搭載。なお、同機能は、同機付属のmicroSDカードまたは同社製別売microSDカード「KNA-SD8A/SD16A/SD32A」の使用時に対応している。

●24時間365日の長時間「駐車録画」に対応
車載電源ケーブル「CA-DR100(別売)」を使用して、24時間365日、駐車録画を行う。駐車中、フロントカメラに内蔵のGセンサーが振動を検知すると、ドライブレコーダーが起動して前後2台のカメラで撮影した映像を記録(1ファイル60秒)。その後、駐車録画フォルダに保存します。微小な暗電流を使用するためバッテリーへの負担を抑える。

●さまざまな車両状況を記録できる4つの録画機能を搭載 

(1)常時録画:
エンジンのON/OFFに連動して、本体の電源を手動でON/OFFする手間なく自動で録画がスタート/ストップ。
(2)手動録画:
常時録画中でも、必要に応じて手動で録画ボタンを押せば、常時録画とは違うイベント記録フォルダにデータが記録されるためデータの呼び出しや保存がしやすい。
(3)イベント記録:
Gセンサーの搭載により、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始し、イベント記録専用のフォルダに記録。
(4)駐車録画:
車載電源ケーブル「CA-DR100」(別売)を使用することで、24時間365日の駐車録画に対応。

●ドライブをサポートする「運転支援機能」を搭載

(1)前方衝突警告:
自車と前方の車との距離を検出し、安全な距離が保たれていない場合に、警告音で知らせる。
(2)車線逸脱警告:
時速60km以上で走行中、現在の車線からはみ出してしまった際に、警告音で知らせる。(片側2車線以上の道路で、車線変更を行う際にも動作する)
(3)発進遅れ警告:
自車が停止中、前方車両の発進に対し自車の発進遅れを検出した場合に、警告音で知らせる。
(4)後方車異常接近警告(AI):
後方の車の急な接近によるあおり運転を検知して、警告音と画面で知らせる。
(5)後方車蛇行運転警告(AI):
後方の車の左右に動く蛇行運転を検知して、警告音と画面で知らせる。

●その他の主な特長

・1.
長時間録画に対応した「大容量32GB microSDHCカード」を付属

・2.
低フレームレート(3.2fps/9.7fps)モードを搭載

・3.
「イベント記録」「駐車監視録画」の際の衝撃検知を可能とする前後、左右、上下の3軸「Gセンサー」を搭載

・4、
高感度「GPS」や測位衛星受信回路の搭載により自車位置を記録し、PC用連携ソフトで走行記録の確認が可能

・5.
LED信号機の点灯周期と干渉しないフレームレート設定で、LED信号機の無点灯記録を防止

・6.
テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」(VCCIクラスB適合)

・7.
万が一の車両電源のアクシデントからファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」搭載

・8.
前後2画面の映像を液晶ディスプレイですばやく切り替える「画面切り替え機能」搭載

・9.
一律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応(支払条件等の詳細はドライブレコーダー協議会のホームページを確認)

・10.
Windows/Mac PCで詳細なドライブ情報を確認できる専用ビューアーソフト「KENWOOD DRIVE REVIEWR DC」を用意



製品ページ(公式サイト内):
https://www.kenwood.com/jp/products/drive_recorder/drv_mr8500/


(ロボスタ編集部)