はたして来季、長友(左)と吉田(右)はどの国のどのクラブでプレーするのか。(C)Getty Images

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 日本代表DF長友佑都が自身のツイッターを更新し、盟友の偉業に賛辞を贈った。

 6月30日、プレミアリーグのサウサンプトンとの契約が満了を迎えたのが、現在サンプドリア(イタリア)に籍を置くDF吉田麻也だ。日本代表キャプテンは自身のSNSで8年間の長期に及んだセインツ(サウサンプトンの愛称)との契約が終了したと報告。「この8年、すべてを捧げたけど、それ以上に多くのものをみなさんからいただいた。どれだけ感謝しているかは言葉では言い表せない」など、熱い想いを綴った。

 これを受けて、吉田に労いのメッセージを寄せたのが長友だ。「世界最高峰のプレミアで約8年もプレーしたことは偉大な功績」とツイートすると、言い足りなかったのかその直後にも「世界最高峰のレベルで、監督や選手の入れ替わりが激しい中、長期的に生き残っていくことがどれほど難しいことか」と書き込んだ。そして最後に、「もっと称えられるべきことだよ」と念を押した。

 
 吉田はレンタル先だったサンプドリアと8月末までの短期契約を結び、現地メディアによると新契約に向けてクラブ側と交渉中とのこと。中断開けは最終ラインで存在感を示すなど、好アピールを続けている。一方の長友もガラタサライとの契約は6月30日までで、登録メンバー外であることから、このまま退団の運びとなりそうだ。欧州でのプレー続行か、あるいはJリーグへの復帰か──。

 森保ジャパンが誇る重鎮コンビの動向が、俄然注目を集めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部