プログラミングの知識が無くても、たくさん用意されたテンプレートを編集して簡単にウェブサイトを作成できる「Carrd」は無料で使用できるサービスです。どのくらい簡単にウェブサイトを作成できるのか、実際に使って確かめてみました。

Carrd - Simple, free, fully responsive one-page sites for pretty much anything

https://carrd.co/

Carrdでウェブサイトを作成するには、上記のURLにアクセスして「Choose a Starting Point」をクリック。



まずはウェブサイトのテンプレート選択から始まります。テンプレートは記事作成時点で77種類あり、無料版では52種類が使用可能になっていました。



各テンプレートはウェブサイトがどのように表示されるかを実際に確認することが可能。表示を確認するには、テンプレートにマウスオーバーして「Demo」をクリック。



以下のように表示を確認できます。



使いたいテンプレートにマウスオーバーし「Select」をクリックすればウェブサイト編集画面に移ります。



編集画面はこんな感じ。背景画面はブランクの状態になります。



編集したい部分をクリックすると、右側に編集メニューが表示されます。例えば一番上のタイトル部分をクリックすると右側にテキストボックスが表示されるので、好きな文字を入力して「Done」をクリックすれば編集完了。



日本語にも対応していました。



マークダウン記法で書式を変更することもできます



マークダウン記法でリンクの挿入も可能。



テキストリンクだけでなく、既存のアイコンにTwitterやFacebookといった外部リンクを挿入することもできます。編集するにはアイコン欄をクリックしてリンクを挿入したいアイコンをクリック。



URL欄にアイコンに適したURLを入力すればOK。



「Add」をクリックすると、さらにアイコンを追加可能。



Twitter・FacebookといったSNSサービスの他、YouTubeやGoogleなど、かなり数多くのアイコンが用意されていました。



何もないところをクリックすると背景の編集ができます。2MB以下の自分で用意した画像をアップロードすることもできますが、「Pick from library」をクリックすればあらかじめ用意された画像を使用することも可能。



画像はUnsplashに登録されているものです。使いたい画像をクリック。



表示範囲を選択し、エンターキーを押せば背景の変更は完了です。



左上に表示されているメニューから赤枠のアイコンをクリックすれば、スマートフォンでのウェブサイトの表示を確認できます。



スマートフォン版だと以下のような編集画面になります。



作成したページを保存するには赤枠のアイコンをクリック。



初回の保存時はアカウント登録画面が表示されます。使用したいアカウント名・メールアドレス・使用したいパスワードを入力してチェックボックスにチェックを入れます。



下にスクロールして、ウェブサイトのタイトル・ウェブサイトの説明を入力。未公開のまま保存するには「None」にチェックを入れて「Save」をクリック。



ウェブサイトを公開する場合は「Use a .carrd.co URL」にチェックを入れ、好きな文字列を入力して「Publish Change」をクリックすればウェブサイトが公開されます。無料版は最大4件までウェブサイトを作成可能。



URLは「https://○○.carrd.co」となります。なお、有料版では「.carrd.co」を入れずに好きなドメインを指定可能。



有料版は年間19ドル(約2030円)。ドメインを自由に指定できるほか、テンプレートを全種類使用できます。MailChimp、ConvertKitといったメール広告サービス、Stripe、PayPalなどの決済代行サービスと連携して商用向けのウェブサイトを作成することも可能。また、ウェブサイトを10件まで作成できるようになります。



Carrdは無料かつ、ウェブサイトを保存せず編集するだけならアカウント登録も不要で使用可能なので、まずは実際に使ってみてアカウント登録するかどうかを判断することができる、手軽にお試し可能なサービスになっていました。

Carrd - Simple, free, fully responsive one-page sites for pretty much anything

https://carrd.co/