演技に期待!田ノ上五郎役の岡部大
 - 画像提供:NHK

写真拡大

 連続テレビ小説「エール」(月〜土、NHK総合・午前8時〜ほか)の新たな出演者が発表され、お笑いトリオ・ハナコの岡部大が朝ドラ初出演でドラマ初演技に挑むことが明らかになった。

 「エール」は、作曲家である古山裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の夫婦が昭和の時代を音楽とともに生きる姿を描く物語。岡部の出演は、現在放送中の第13週の第65回(6月26日)から。裕一に突然弟子入りを申し込む田ノ上五郎を演じる。

 茨城出身の田ノ上は裕一の曲が大好きで、裕一と同じように小山田先生の作曲入門を読んで作曲を学んだ。弟子入りを願いでる田ノ上との出会いが、裕一と音をはじめ、二人をとりまく登場人物にも大きな影響をもたらすことになる。

 岡部は「出演の話を聞いたときは、まさか自分が“朝ドラ”に出られるなんて、びっくり以外のなにものでもないというか、ドッキリかと思いました。秋田の家族みんな“朝ドラ”が大好きで、子どもの頃から『ふたりっ子』や『あぐり』を観ていたので、今回の出演は人生でいちばんうれしい出来事です! もしかしたらキングオブコント優勝よりもうれしかったかもしれません(笑)。ハナコのメンバーにも報告すると、二人とも大興奮してくれました。『エール』がドラマ初演技になるのですが、事務所の先輩で、トリオとしてもあこがれているネプチューンの(原田)泰造さんみたいにお芝居もできる芸人を目指していきたいなと思っています」と意気込み。

 役どころについては「僕が演じる田ノ上五郎は、真面目でまっすぐすぎるところもあるけど、思いやりがあって、周りからも愛される人物です。すてきな役をいただいたので、全身全霊で挑んでいます。不器用な五郎ですが、見守っていただけるとうれしいです」とコメントを寄せている。

 なお、「エール」の放送は6月27日をもって一時休止となり、29日からの休止期間中は第1回から再放送が行われる(土曜は振り返りではなく本編を放送)。副音声では、ドラマ出演者による解説放送を聞くことができる。第1〜6回は佐藤久志役の山崎育三郎、第7〜12回は関内吟役の松井玲奈、第13〜18回は藤堂清晴役の森山直太朗が担当する。(編集部・大内啓輔)