吉田麻也、インテル戦のプレーに厳しい評価…伊紙「許しがたい守備」

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 21日に行われたセリエA第25節(未消化分)で、サンプドリアの日本代表DF吉田麻也がインテルとの試合にフル出場を果たした。そのプレーを、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が採点している。

 吉田は3バックの中央で先発出場。ラウタロ・マルティネス、ロメル・ルカクらを擁するインテルの強力な攻撃陣に挑んだ。しかし、10分にルカク、33分にはマルティネスにゴールを許してしまう。53分にはサンプドリアのモーテン・トルスビーが得点を挙げ追い上げを見せるが、追いつくまでには至らず。ホームのインテルが2−1でサンプドリアを下す結果となった。

『ガゼッタ』は、インテルが2点目を決めたシーンにおける吉田の守備対応を問題視し、採点5.5と厳しい評価を下した。寸評は以下の通りとなっている。

「2点目の起点となったルカクへの対応では、彼に十分な時間を与えてしまった。許しがたい対応だ。しかし、その後は守備の場面でいい読みを何度か見せ、経験豊富なDFであることを示した。一対一の場面で少し受身に見えることもあった」

 この試合の最高評価はインテルFWラウタロ・マルティネスの7点。サンプドリアの最高評価はMFモーテン・トルスビーの6点となっている。

 サンプドリアは次節、24日にアウェイでローマと対戦する。