『ナウシカ』『もののけ姫』などジブリ4作品、26日から劇場上映
スタジオジブリの名作アニメーション映画『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』が、6月26日から全国372館で劇場上映されることが決定した。
宮崎駿監督の原点でもある『風の谷のナウシカ』(1984)は、産業文明が崩壊した近未来を舞台に、優しい少女ナウシカの姿を描いた作品。スタジオジブリの前身にあたる、トップクラフトが制作している。
1997年公開の『もののけ姫』は、“タタリ神”に死の呪いをかけられてしまった青年・アシタカの冒険を描く超大作。声優には松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫、美輪明宏、森光子、森繁久彌ら豪華な顔ぶれが揃った。
『千と千尋の神隠し』(2001)は、不思議な世界に迷い込んだ主人公・千尋が神々の訪れる湯屋で働く物語で、第75回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した。千尋役を柊瑠美が担当したほか、神木隆之介、大泉洋ら人気俳優も声優を務めた。
米作家アーシュラ・K・ル=グウィンの傑作文学が原作の『ゲド戦記』は、多島海世界“アースシー”を舞台に、大賢人ゲドの旅を描くファンタジー。宮崎駿の実子である宮崎吾朗が監督を務め、岡田准一がゲドに声を当てた。(編集部・倉本拓弥)