現在はマジョルカに貸し出されている久保。今夏の去就が注目されている。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英は来シーズン、どのチームでプレーするのか。その去就が注目を集めている。

 同じくマドリーが保有するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーの代わりにレアル・ソシエダにレンタルされるプランが有力視されるなか、移籍を中心に取り扱うウェブメディア『Fichajes.net』は5月13日、「クボは再びマドリーを離れる」としてベティスへのレンタルの可能性を伝えている。

 記事によれば、18歳の日本代表MFは初めてリーガの舞台に立っているにもかかわらず、ビセンテ・モレーノ監督が指揮するマジョルカで「完璧な成功」を収めている。だが、ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリーのトップチームに加わる準備はまだできておらず、再レンタルされる可能性が高いという。

 その候補のひとつがベティスで、コロナ禍でクラブの財政が逼迫するなか、ローンで獲得できる久保に興味を抱いているようだ。
 
『Fichajes.net』は、マドリーが長期的な目で大きな期待をかけている久保にとって、ベニート・ビジャマリン(ベティスのホームスタジアム)での経験が、将来的に“白い巨人”の一員となるためのデモンストレーションの新たなステップとなる可能性がある、と報じている。

 昨シーズン、乾貴士(現エイバル)が半年間だけプレーしたベティスで、日本代表の後輩がプレーすることになるのか。その動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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