裁判で使用される小づち(2003年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / POOL / GIL COHEN MAGEN

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【AFP=時事】米ユタ州の女性が自宅のリフォーム作業の際、夫の継子の前でトップレスになったとして複数のわいせつ罪で訴追された事件で、異議を申し立てていた女性が司法取引に応じ、夫の前で上半身裸になったことについては罪を認めた。

 司法取引に応じたのは、ユタ州に住むティリ・ブキャナン(Tilli Buchanan)さん。ブキャナンさんの弁護士は現地メディアに対し、刑事事件の裁判を進めて有罪となり、性犯罪者として登録されるリスクを避けるためにブキャナンさんは司法取引を選択したと述べた。

 ブキャナンさんと夫は自宅のガレージに断熱材を入れる作業をしていた際、汚れないように上着を脱いだが、9〜13歳の夫の継子3人が上半身裸のブキャナンさんを目にしたと継子の実の母親が通報し、ブキャナンさんは3つのわいせつの罪で訴追された。

 同じく上半身裸になった夫は訴追されておらず、ブキャナンさんは裁判所に提出した文書で、夫が上半身裸になれるのであれば自分がなれない理由はないと主張。しかし、検察は主張を認めず、女性の胸は現代社会におけるわいせつの部類に含まれると指摘した。

 25日に行われた答弁で、ブキャナンさんは成人の前で胸を露出して「侮辱や不安を与えた」と認めた。ただ、ブキャナンさんが今後1年間ほかに罪を犯さなければ、訴追は取り下げられる。

 ブキャナンさんの弁護士は「トップレスでいるのを子どもに見られないよう女性は気を付けないといけないのか、ばかげてる」と述べ、ブキャナンさんが認めたのは夫の前で上半身裸になった罪だけだと強調した。

 米国自由人権協会(American Civil Liberties Union)の代理人はニューヨーク・タイムズ(New York Times)に対し、「たとえ誰かにこの件を話してみたところで、誰もシャツを脱いで自宅の中を歩き回って訴追されるなんて考えもしないだろう」と話した。

【翻訳編集】AFPBB News

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