VRリズムゲーム「Beat Saber」アーケード版が日本初稼働
栃木県のレジャー施設「那須ハイランドパーク」は、VRリズムゲーム「ビートセイバー アーケード」を11月16日より常設稼働すると発表しました。

ビートセイバー(Beat Saber)は元々、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」などで2018年5月に配信が開始されたVR専用タイトル。ゲーム内でプレイヤーは光るサーベルを持ち、リズムに合わせて前方から流れくるスコアブロックを斬りつけて遊びます。基本的なプレイイメージは、下の短いトレーラーをご覧ください。


元々はPC専用の買い切りタイトルでしたが、発売直後から世界中で大きく話題になり、有志によるMOD(機能や見た目を変える改造データ)の開発が盛んになったほか、PSVRへの移植も行われました。アーケード版の展開は中国や韓国など海外ではすでに始まっていますが、日本国内では那須ハイランドパークが初めて。プレイ料金は1回500円。

ビートセイバーはOculus QuestなどのVR HMDがあれば自宅でも遊べるタイトルであり、初めてのVRゲーム体験としても自信をもっておすすめできるタイトルの一つですが、VR HMD自体はまだまだ安い買い物ではありません。ロケーションベース(施設型)VRなどの形でVRコンテンツに触れる機会は増えていますが、VRのゲームを遊んだことがないという方もまだまだ大勢いるでしょう。VRコンテンツは実際に体験してみないとその良さがわからない部分も大きく、他人がプレイしているのを見るだけでもわりと楽しめるので、そういった意味では、皆で遊びに行くケースの多いレジャー施設は、初めてVRコンテンツを体験する場としても適切と言えるのではないでしょうか。