いろんなサイズのベッドを用意したのに、なぜよりにもよってそれを選んじゃうの――。

まずは、こちらの動画をご覧いただきたい。

ペット用の小さなベッドに体をねじこみくつろぐ犬。おしりはベッドの外にはみ出してしまっているし、頭も収まりきっていない。周りにはより大きいサイズの寝床がいくつもあるというのに......。

この子は、柴犬の「花」さん。写真を投稿した飼い主のツイッターユーザー・あず花コミカルコンビ(@kuroshibaazuki)さんは

「自分のことチワワだとおもってるの?」

とコメントしている。投稿を見た人からは「小さな体に憧れてるのかも」「努力して収まってる姿に萌える」といった反応が寄せられた。


柴犬の花さん(写真はあず花コミカルコンビ@kuroshibaazukiさんのツイートより)

いかにも窮屈そうだが、あず花コミカルコンビさんに取材したところ、このベッドは花さんのお気に入り。

「結構な頻度で小さいベッドをなぜか選びます」

と教えてくれた。


こんなにたくさんベッドがあるのに(画像はあず花コミカルコンビ@kuroshibaazukiさんの動画より)

あず花コミカルコンビさんは、花さんの他に、もう1匹柴犬を飼っている。名前はあずきさんで、花さんよりひと回り小柄だ。


柴犬のあずきさん(写真はあず花コミカルコンビ@kuroshibaazukiさんのツイートより)

実は、小さなベッドはあずきさんのために用意されたものだという。2匹の写真を見比べると、ベッドは確かにあずきさんにぴったりのサイズ。ベッドのふちに体重を預けて安心できそうだ。

自分のベッドを頻繁にとられてしまっているというあずきさん。さぞかし不満もあることだろうと思い、あず花コミカルコンビさんにあずきさんの反応を聞いてみると、

「(不満は)全く無いようです!
あずきも花のベッド使ったりしてますから笑
花もその時は『あ、先客がいるならあたしは違うとこで...』って感じでケンカにもなりません」

とのこと。2匹の仲睦まじい日常が垣間見える、ほほえましいエピソードだ。