コストコで販売されている『ゼスプリ・オーガニック・グリーンキウイ』をご存じでしょうか。

おなじみニュージーランドのゼスプリが生産する有機栽培のグリーンキウイです。青っぽさの中に強い糖度感と酸味のバランス。万人受けするタイプのおいしさでコスパも良好。安心してお選びくださいっ。

ゼスプリ・オーガニック・グリーンキウイ|998円

コストコの青果コーナーで見かける『ゼスプリ・オーガニック・グリーンキウイ』は998円(税込)。キウイフルーツの生産で有名なニュージーランドのゼスプリ(Zespri)社のグリーンキウイ。キウイフルーツは14個ほど入っており、1個あたり110g前後。単価は約71円。

食べごろは? お味は?

常温で置いておき、軽く手で掴んで、ちょっとやわらかい感触があれば食べごろ。そのあと冷蔵庫に入れておけば、完熟状態を長めに維持できます。硬すぎる場合はもうちょっと置いて熟すのを待ちましょう。商品説明によれば「リンゴやバナナと一緒に袋に入れて2〜3日常温で置いておく」と熟度が進むそうです。

適度に熟したところでどうぞ。グリーンキウイらしい青っぽさをまろやかに残しつつ、やや糖度感高めの味が印象的。同じくゼスプリの「サンゴールド」は完熟感のある甘さ押しなのが特徴ですが、本品は熟した甘みが主体の甘酸っぱさですね。お口直しのデザートとしては、『ゼスプリ・オーガニック・グリーンキウイ』のほうがさっぱり感があって向いているかと思います。

オーガニック・非オーガニックの違いは?

で、ひとつ気になる点。コストコでは同価格(998円)&ほぼ同量で、「オーガニック」の名を冠していないゼスプリのグリーンキウイも販売されていることがあります。情報量が乏しいので商品名からだけの判断だと、違いは有機栽培か否かのみ。ゼスプリ公式サイトでは有機栽培について以下のように説明されています。

化学合成農薬や化学肥料を使用しない、有機栽培で育てたキウイフルーツ。オーガニックと認定されるには、植えつけ前から2年以上(多年生作物の場合は収穫前3年間)、堆肥などによる土作りを行うなど、厳しい基準を満たす必要があります。

販売期間はグリーンが4月末〜12月末、オーガニック(グリーン)が5月中旬〜11月下旬(ゼスプリ公式サイトより)

なるほど。オーガニック・グリーンキウイは厳しい栽培基準を満たしているんですね。でも、それが価格に反映されていないのが不思議(特売というわけでもない)。ありがたいけど。店員さんに両者の味の違いを尋ねてみたところ、差異はよくわからないとのことでした。一応食べ比べた感じでは、オーガニック・グリーンキウイのほうが糖度が高く、熟し始めるのが早いという印象。ただ、それもたまたま熟度が違うタイミングだったり、保存環境に差があっただけな気もしたり。

両者が同時に店頭に並ぶことがあるのかは不明です。とりあえずmitok編集部的にはオーガニックのほうが甘みが強いかな〜という感じです。