コパ・アメリカに続き、日本代表に選出された久保 photo/Getty Images

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日本サッカー協会(JFA)は30日、『キリンチャレンジカップ2019』のパラグアイ代表戦(9月5日)、ならびに『2022W杯アジア2次予選』のミャンマー代表戦(9月10日)に臨む日本代表メンバーを発表した。

その中には、今夏レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍したMF久保建英も名を連ねている。今回、新天地での地位をまだ確立していない段階での招集となったが、森保一監督は会見の場で、その理由について次のように述べている。

「6月のキリンチャレンジやコパ・アメリカというレベルの高い大会の中で、彼自身のプレイのクオリティが代表選手としても戦力になる判断したことで今回の招集をさせてもらいました。現在のコンディションは試合だけで見ると十分ではないかもしれませんが、プレシーズンからレアル・マドリードの試合に出ている様子はチェックしていますし、現在もトレーニングはしっかり積めています。少し前の段階では90分の試合も経験しているということでコンディション的にも問題ないだろうし、本人のメンタルの部分も充実しているということを確認したうえで招集しました」

「期待するところは、まずは日本のために自分の持っているものをすべて出し切るということと、彼自身がもっともっと成長するためにギラギラしたものをチームの活動の中に見せてもらえればと思っています」

森保監督は久保にさらなる成長を遂げるよう促している。この18歳にとっては初めてのW杯予選。はたして、日本の若きMFはこの2戦で指揮官の言う「ギラギラしたもの」を披露することができるのか。遠征後、もう一皮むけた久保の姿を見ることができるかもしれない。

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