提供:週刊実話

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 芸能界の“スポーツ女王”水野裕子さんが30歳目前から大学に通い、超難関といわれる管理栄養士の試験に見事合格したという。果たして、どんなキャンパスライフだったのか? 今後の活動にどう活かすのか? 行動派美女の本音に迫る!

――大学生になったのは2011年だそうですね
水野 はい。地元愛知に移り住み、名古屋のテレビや東京の仕事で行ったり来たり。授業は月曜から金曜までビッシリあって大変でした。大学を卒業するまで8年もかかってしまいました。

――“アラサーの女子大生”に、周りの反応は?
水野 一回り近くも違いますから、まあ感覚は合わないですよね。最初は孤立していたかもしれないです。「大学に友だちを作りに来たんじゃない!」って気負ってましたから。でも、これではマズイと思い、こちらから歩み寄りました。

――いい意味で溶け込んでいったわけですね
水野 毎年、新入生が入ってくると、私のことを知ってザワザワッとするんです。一応、芸能人ですから。でも、みんな1カ月もしないで飽きてくれます(笑)。頼まれてノートの端っこにサインとかもするんですけど、その時、必ず言うんです。「半年もすると、どこに書いてもらったか分からなくなるよー」って。案の定、後になって「あれ、どうした?」と聞くと「えーと…」ってなってましたね。

――そもそもどうして管理栄養士になろうと?
水野 理由は二つあります。一つは、スポーツ関連のお仕事をやらせていただく中で、日々の健康に欠かせない食事や栄養の勉強がしたいという思いがあったこと。もう一つは第2の母と慕っていた叔母の存在です。

――何かあったんですか?
水野 叔母が体調を崩して、病院に行ったら末期の胃がんだったんです。手の施しようがなくて全摘出。胃がないわけですから、病院も術後の食事指導を満足にしてくれないんですね。そこで私が勉強しなくちゃ、と。それよりも前に、叔母が体調を崩す原因がダイエットにあったんです。久しぶりに会った時に、とても痩せていて驚いたんですけど、「ダイエットが成功したのよ」と言われて私は単純に「よかったねぇ」と言ってました。叔母がやっていたのは一つのフルーツだけを食べる「○○ダイエット」。でも、よく考えたら毎日1種類のフルーツだけを食べ続けて人間が健康であるはずがないんですよね。そんな当たり前のことにも気づかず「おめでとう」と言っていた自分が許せなくて。それが原因でがんになったわけではないけれど、発見が遅れた原因ではあると思うんですよ。

★トキメキの補充は映画で!?
――野球選手の奥さんが管理栄養士の資格を持っていたら喜ばれそうですよね。もしかしたら、狙ってる?
水野 それはネットで散々言われました。ドラゴンズの取材をよくさせていただいてたので、「誰狙いですか?」「もう選手の取材に行かないでください」って。

――本当に狙ってたらそんな遠回りはしないですよね?
水野 そうですよぉ。それに、実はあんまりスポーツ選手にはトキメかないんです。有名になってお金を持つと、男の人は浮気をするイメージもあって、それが気になるんです。私、すごいやきもち焼きなので、疑い始めたら止まらなくなりそうで(笑)。

――今現在の恋愛は?
水野 学校にも行って、お仕事もして…となると時間がなかなか。キュンキュンする気持ちは持っていたいんですけど、アラフォーになるとトキメキも減ってきますね。「よし、じゃあ、トキメキを補充しに行こう」みたいな感じで、映画を見に行ったりしています。

――トキメキの補充が映画とは…。なんか哀しい(笑)。好きなタイプは変わりましたか?
水野 昔はハッキリとあったんですけど、今はぼんやりですね。別に好きじゃない人でも、声や仕草にドキッとしたり。ここ何年かはトキメキのつまみ食いばかりです(笑)。