スウェーデン刑務所で6人の囚人部屋の施錠を忘れてしまうハプニングが起きたとのこと。

その結果、受刑者が何をしたのかと言うと……。

 

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脱獄でもしたのかと思いきや、彼らはその機会を狙ってブラウニーを焼いてテレビを見ていたそうで、長い受刑期間の中で最高の時間だったと述べているのだとか。

しかも、6人のうち3人が殺人犯だったそうです。

スウェーデンやノルウェーなど北欧の刑務所は、犯罪者に罰を与えるより更生を目的としており、リゾートのような環境で知られています。

(参照:ノルウェーの「刑務所の島」がどう見てもリゾートアイランド…天国のような暮らしぶり)

その是非はともあれ、脱獄するよりも受刑していたほうが快適だと思ったのかもしれません。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●いったい刑務官が見回っている中で、どうやってそんなことが出来るんだ。

↑ドイツと一緒だよ。囚人たちは平和なので、そんなに厳重な見回りはいらないんだ。ドイツは多くの囚人が自分で鍵を持っているよ。それについてのTEDトークもある。

↑刑務官は夜になったら家に帰るんだ。
北欧の刑務所ドキュメンタリー番組を見た記憶では、小さな島にあるため外部からのアクセスはフェリーしかなかった。そしてフェリーの船長は囚人の1人だった。

↑きっとノルウェーのバストイ刑務所のことかな?
受刑者の小さなソサエティ(社会)が形成されている。全てそのソサエティの中で全てがまわるようにしているんだ。

スウェーデンにようこそ。父親は精神病棟で働いている。彼はこんな患者が歩き回っていると教えてくれた……。
患者「サンドイッチある?」
相手「あるよ?」
患者「そいつはよかった。サンドイッチは良いからね」
父親を含む、彼が会う全員に聞いているらしい。

●彼らがちゃんと料理の後始末をしていますように。

↑もちろんやったさ。彼らは犯罪者であってモンスターじゃないんだ。

刑務所に服役するのは更生するためであって、罰を受けるためではない場合は、そうなる。

●アメリカの刑務所にはいろいろ手入れが必要だ。軽くいうとそんな感じ。
ソース:自分はアメリカ人。

●おばあちゃんがきっと彼らに教えたんだな。

スウェーデンでは刑務所で過ごした期間は、社会への借金を払ったとみなされるので、コミュニティに迎え入れられる。釈放されれば汚名もなし。それがリハビリの結果である。アメリカでは事をひどくしている。彼らがブラウニーを焼いただけなのも当然で、彼らは出所した後に戻る生活や失うものがあるからである。

↑それは完全には正しくはない。刑務所に入ると罰則レジスターと呼ばれるマークが10年つく。刑務所に入らない場合は5年。就職するときにこの罰則レジスターを見せるように言われ、雇用されるかどうかは雇用主次第。
アメリカや他の国に比べると汚名という点ではいくらか低いかもしれないが、そうじゃないかもしれない。他の国のシステムを知らないのでよくはわからない。

●それはすごいな。そのフリーダム・ブラウニーを食べたいよ。

●彼らは殺人者なのに、脱獄するよりブラウニーを焼いてテレビを見ることを決めたの?

↑大勢の人はたった1人を何らかの理由で殺し、たいていはランダムに大勢殺したい欲求を持っているわけではないと思う。


刑務所や刑罰のシステムは各国の差が大きいですが、ブラウニーを焼く環境が整っているのは北欧の刑務所ならではですね。

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