勝率なんと99%以上!?ペプシの「本田圭佑じゃんけん」が強すぎる 編集部の総力を挙げて挑戦した結果...
この男は「じゃんけん」でも勝たなければ気が済まないのか――?! ツイッターやLINE上で行われているサッカー元日本代表・本田圭佑選手(豪州メルボルン・ビクトリー)との「じゃんけん」企画で、「全然勝てない」「強すぎ」と敗戦の弁を投稿するユーザーが続出している。
編集部でざっと調べてみたところ、ツイッターで本田選手に勝利したユーザーは300人中わずか2人だった。比率にして約0.7%。あいこはないため、本田選手は99.3%勝っているという驚異の数字になる。
「日本最強のじゃんけんマスター本田圭佑さん」
「じゃんけんは1/3で勝てると思ってた時期が僕にもありました。そう、本田圭佑と出会う前まではね」――こんな声が漏れるのも無理はない。炭酸飲料ブランド「ペプシ」が展開する「本田とじゃんけん」は、勝てば「ペプシジャパンコーラ 600ミリリットルボトル」1本が合計16万人に当たるキャンペーン。2019年4月9〜19日の期間限定で実施しており、毎日1回ずつ挑戦できるが、これがなかなか勝てない。
ツイッターでの応募方法はペプシ公式アカウント(@pepsi_jpn)をフォローし、同アカウントのキャンペーン投稿から選べる「#本田に○○(グー/チョキ/パー)で勝つ」のいずれかを投稿すると、すぐに自動投稿でリプライが届く。このリプライが、グー/チョキ/パーいずれかの手を出す本田選手の動画付きで勝敗を知らせてくれる。
こうしたシステム上、本田選手の「後出し」という形になるわけだが、あまりにも負けるユーザーが続出。ツイッターには、
「本田選手とのじゃんけん勝てなさすぎやろ」
「本田圭佑、じゃんけん強すぎでは?」
「日本最強のじゃんけんマスター本田圭佑さん」
といった声がこだました。
34人が試して全敗
J-CASTニュースでも社員など34人が17日、本田選手に挑戦。残念ながら、結果は全敗だった。こちら側が出した手の内訳はグー12人、チョキ9人、パー13人。「負けました」「悔しい」という虚しい報告だけが続いた。賞品数は16万本あるもののプレゼントキャンペーンであるため、なかなか勝てない(外れが多い)のは当然といえば当然である。が、それにしても負けが多い。一体どれくらいの確率で勝てるのだろうか。
疑似的に勝率を割り出すため、19日昼にツイッターで調べてみた。まず「#本田にグーで勝つ」のハッシュタグで応募投稿を検索し、無作為に100ツイートを選択。ぶら下がっているペプシのリプライで、勝ったか負けたかを確認する。チョキ、パーでも同様に100ツイートずつ見ていき、合計300ツイートを確認した。
結果、負けたユーザーは298人、勝ったユーザーは全部で2人、約0.7%に過ぎなかった。正確な統計ではないとはいえ、本田選手の勝率はなんと99.3%!
少し気になるのは、勝った2人の手がいずれも「パー」だったことだ。そこでペプシのツイッターから、ユーザーが勝った時に送られるリプライを抽出し、17日の分からランダムで10ツイートだけ見てみると、すべてユーザーはパーを出していた。「勝つ可能性があるとすればパーなのか...?」ともよぎったが、同様に16日の分からランダムで10ツイート見ると、勝った手はチョキが7回、パーが3回。同様に15日の分は、グー5回、チョキ4回、パー1回とバラバラだ。規則性があるかないかは分からない。
「本田とのじゃんけん楽しすぎ」
ペプシのキャンペーン動画は、本田選手が「僕と勝負して勝ったら1本あげますよ。じゃーんけん...」とコーラをかけて勝負を挑んでくるところで、「あなたは何を出す?」というテロップが出て終了する。これに続く形で、応募投稿をして返ってくるリプライでは、本田選手が「じゃーんけん、ぽん!」と言って手を出す動画が届く。ユーザーが負けた場合は、
「俺の勝ち。『たかがじゃんけん』、そう思ってないですか? それやったら明日も俺が勝ちますよ。ほな、いただきます(※炭酸の弾ける音が流れる)。1日1回勝負。じゃ、また明日」
と勝者の余裕を見せつけてくる。終始真顔の本田選手。1人称がこっそり「僕」から「俺」に変わっている。なお、この勝ち名乗りには、「負けは次につながるチャンスです。ネバーギブアップ!」など、複数のバージョンがあるようだ。
本田選手「らしさ」がにじむこの動画はそれ自体が話題を集めており、
「本田圭佑のじゃんけんシリーズ面白すぎてツボる」
「本田とのじゃんけん楽しすぎ」
「本田圭佑、じゃんけん後出ししてドヤ顔で『また明日』とか言って、それでもキヨキヨしいんか?」
などと、負けても楽しむ声が数多い。
なお勝った場合、本田選手は動画で
「やるやん。明日は俺にリベンジさせて。では、どうぞ(※ペプシジャパンコーラを渡してくる)」
と勝利を称えてくれる。負けた途端に「次は勝つ」と言いたげなのが本田選手らしい。