エンゼルス・大谷翔平(右)と水原通訳【写真:Getty Images】

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エンゼルスが投稿、ファンは「イッペイを好きではない奴なんているのか?」

 昨季、エンゼルスで人気が急上昇したのは、ア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平投手だけではない。密かに地元ファンを獲得していたのは、常に大谷の横にいる水原一平通訳だ。エンゼルスは5日(日本時間6日)、球団公式インスタグラムで、大谷無しの水原通訳の“ピン”写真を投稿。ファンから「球団史上最高の投稿」との声が上がっている。

 大谷の二刀流での活躍とともに、昨季はファンの間で知名度が上がっていった水原通訳。チーム内でも人気を誇り、6月にはエンゼルスが通訳にして異例の「ベースボール・ルーキーカード」を作成。「イッペイ・ミズハラ。散髪は月イチ。右投げ。野球をしていたらキャッチャー」などとデータが記されていた。さらに、地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」の解説者で、メジャー通算132勝を挙げたマーク・グビザ氏の「自分もいつかあの髪型に一度トライしたい」という名言を紹介した上で、グビザ氏の頭部が水原通訳のヘアースタイルにコラージュされた合成写真もカードに収まっており、選手たちも大喜びだった。

 そして、今回は球団公式インスタグラムについに“ピン”で登場。フィールドで練習の準備のため歩いて向かってくる水原通訳を正面から撮影したもので、カメラ目線の1枚からは“風格”すら感じる。インスタでは「この世界には2種類の人間がいる。イッペイを好きな人間か、もしくは好きではないかのように振舞っている人間だ」と説明も添えられている。

 これを受けて、ファンはコメント欄で喜びの声をあげた。

「みんなイッペイが好きだ」
「全員、キング・イッペイに敬礼」
「イッペイを好きではない奴なんているのか?」
「私のお気に入り」
「この男こそ、真のMVP」
「彼は我々が必要とするヒーロー」
「彼のファンだ」
エンゼルス史上最高の投稿」
「一生、チームイッペイ」

 やはりファンのハートをガッチリ掴んでいる様子の水原通訳。大谷の活躍とともに、その人気はさらに上昇していきそうだ。(Full-Count編集部)