【Jリーグ出身地別選手数ランキング】1位東京は約1割を占める168人!! あなたの出身都道府県は何位?
いよいよJ1リーグが2月22・23日に開幕。続く24日にはJ2リーグが開幕し、2019シーズンの熱戦の火ぶたが切って落とされた。J3リーグは3月9・10日に幕を開ける。
今季は、ヴァンラーレ八戸がJFLからJ3に新たに昇格。Jリーグは昨季の54クラブから1クラブ増加し、55クラブとなった。青森県初のJクラブとなる八戸のJ3昇格によって、東北には全6県にJクラブが存在することに。また、Jリーグクラブを持つ都道府県の数は、青森県を含めて39となった。そして、Jリーグ各クラブに所属する選手の登録人数は、2月6日時点で1610人に上る。
本稿では、この1625人のJリーガーたちの出身都道府県を調査し、都道府県別の選手数をランキング化した。
果たして、最もJリーガーを多く輩出している都道府県はどこなのか。下位から順を追って見ていきたい。
(※なお、本稿は集計資料として2月9日発売の『サッカーダイジェスト2019 J1&J2&J3選手名鑑』を使用している)
――◆――◆――
今季もJリーガー空白区となった都道府県はなく、最低1人以上のJリーガーを輩出。高知は2年目の濱口草太(讃岐)が、福島は茂木弘人(福島)が引退したもののFC東京の郄萩洋次郎が県勢唯一のJリーガーとして健在だ。全県にJクラブが誕生した東北では、宮城を除く県が5人以下と少数だが、郄萩のほか、山形出身の土居聖真や岩手出身の山本脩斗など強豪チームの主軸を張る人材も生まれている。
46位タイ:高知 1人(昨年:1人)
(J1:0人 J2:0人 J3:1人)
主な出身者:濱口草太(讃岐)
46位タイ:福島 1人(昨年:2人)
(J1:1人 J2:0人 J3:0人)
主な出身者:郄萩洋次郎(FC東京)
45位:福井 2人(昨年:2人)
(J1:0人 J2:1人 J3:1人)
主な出身者:下口稚葉(岡山)、梅井大輝(相模原)
43位タイ:秋田 4人(昨年:2人)
(J1:0人 J2:4人 J3:0人)
主な出身者:加賀健一(山形)、摂津颯登(山形)
地元Jクラブ:ブラウブリッツ秋田(0人)
43位タイ:山形 4人(昨年:5人)
(J1:2人 J2:2人 J3:0人)
主な出身者:土居聖真(鹿島)、渡部博文(神戸)
地元Jクラブ:モンテディオ山形(0人)
38位タイ:青森 5人(昨年:4人)
(J1:1人 J2:2人 J3:2人)
主な出身者:飯倉大樹(横浜)、高橋壱晟(山形)
地元Jクラブ:ヴァンラーレ八戸(2人)
38位タイ:石川 5人(昨年:2人)
(J1:1人 J2:2人 J3:2人)
主な出身者:豊田陽平(鳥栖)、作田裕次(金沢)
地元Jクラブ:ツエーゲン金沢(2人)
38位タイ:岩手 5人(昨年:7人)
(J1:2人 J2:2人 J3:1人)
主な出身者:山本脩斗(鹿島)、藤村慶太(金沢)
地元Jクラブ:グルージャ盛岡(1人)
38位タイ:香川 5人(昨年:5人)
(J1:1人 J2:0人 J3:4人)
主な出身者:溝渕雄志(松本)、高木和正(讃岐)
地元Jクラブ:カマタマーレ讃岐(2人)
38位タイ:鳥取 5人(昨年:4人)
(J1:2人 J2:0人 J3:3人)
主な出身者:丸谷拓也(大分)、世瀬啓人(鳥取)
地元Jクラブ:ガイナーレ鳥取(1人)
20位〜30位台では、徳島と富山が昨年の9人から1人増えて、二桁の10人に到達。一方昨季13人だった沖縄は、J2に昇格した地元クラブのFC琉球の沖縄県出身者が3人から9人に急増。沖縄全体でも一気に20人に届く結果となった。
37位:島根 6人(昨年:7人)
(J1:1人 J2:3人 J3:2人)
主な出身者:高橋壮也(広島)、大屋翼(鳥取)
35位タイ:長野 7人(昨年:8人)
(J1:3人 J2:0人 J3:4人)
主な出身者:高橋義希(鳥栖)、田中隼磨(松本)
地元Jクラブ:松本山雅FC(1人)
AC長野パルセイロ(1人)
35位タイ:和歌山 7人(昨年:7人)
(J1:0人 J2:4人 J3:3人)
主な出身者:酒本憲幸(鹿児島)、武田拓真(岡山)
34位:佐賀 9人(昨年:8人)
(J1:3人 J2:2人 J3:4人)
主な出身者:小田逸稀(鹿島)、中島賢星(岐阜)
地元Jクラブ:サガン鳥栖(2人)
32位タイ:岐阜 10人(昨年:13人)
(J1:3人 J2:6人 J3:1人)
主な出身者:荻晃太(神戸)、杉本太郎(徳島)
地元Jクラブ:FC岐阜(1人)
32位タイ:徳島 10人(昨年:9人)
(J1:2人 J2:6人 J3:2人)
主な出身者:丸岡満(C大阪)、中坂勇哉(神戸)
地元Jクラブ:徳島ヴォルティス(4人)
28位タイ:岡山 11人(昨年:12人)
(J1:3人 J2:2人 J3:6人)
主な出身者:青山敏弘(広島)、山粼凌吾(湘南)
28位タイ:富山 11人(昨年:9人)
(J1:0人 J2:7人 J3:4人)
主な出身者:中島裕希(町田)、大粼淳矢(栃木)
地元Jクラブ:カターレ富山(3人)
28位タイ:宮崎 11人(昨年:12人)
(J1:3人 J2:5人 J3:3人)
主な出身者:興梠慎三(浦和)、鈴木義宜(大分)
28位タイ:山口 11人(昨年:11人)
(J1:2人 J2:6人 J3:3人)
主な出身者:田中達也(新潟)、原川力(鳥栖)
地元Jクラブ:レノファ山口(2人)
27位:山梨 13人(昨年:12人)
(J1:1人 J2:10人 J3:2人)
主な出身者:柏好文(広島)、堀米勇輝(千葉)
地元Jクラブ:ヴァンフォーレ甲府(3人)
25位タイ:奈良 15人(昨年:19人)
(J1:5人 J2:7人 J3:3人)
主な出身者:阿部浩之(川崎)、古橋亨梧(神戸)
25位:宮城 15人(昨年:16人)
(J1:7人 J2:3人 J3:5人)
主な出身者:今野泰幸(G大阪)、遠藤康(鹿島)
地元Jクラブ:ベガルタ仙台(1人)
24位:愛媛 16人(昨年:15人)
(J1:4人 J2:11人 J3:1人)
主な出身者:川又堅碁(磐田)、松下佳貴(仙台)
地元Jクラブ:愛媛FC(6人)
22位タイ:長崎 18人(昨年:17人)
(J1:8人 J2:8人 J3:2人)
主な出身者:山村和也(川崎)、渡邉千真(G大阪)
地元Jクラブ:Vファーレン長崎(5人)
22位タイ:新潟 18人(昨年:16人)
(J1:3人 J2:10人 J3:5人)
主な出身者:大野和成(湘南)、古賀太陽(柏)
地元Jクラブ:アルビレックス新潟(6人)
21位:沖縄 20人(昨年:13人)
(J1:4人 J2:12人 J3:4人)
主な出身者:知念慶(川崎)、田口泰士(磐田)
地元Jクラブ:FC琉球(9人)
39の都道府県にJクラブが誕生したなか、空白区の県で最大の勢力を誇るのが15位(27人)の三重だ。金崎夢生(鳥栖)や水本裕貴(広島)といった元日本代表や和泉竜司(名古屋)ら中堅まで幅広い世代にわたって人材を輩出し続けている。また、野洲高出身の乾貴士(アラベス)らを輩出した滋賀もJクラブのない県。こちらも18位(23人)と健闘している。その他、17位(25人)の群馬は前橋育英高出身者が多数を占め、同じく11位(36人)の熊本は谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)をはじめ大津高出身選手が多い。このクラスになってくると、高校の強豪校やJ下部組織からの安定的な人材供給が確立できている県が多いようだ。
20位:京都 21人(昨年:26人)
(J1:2人 J2:11人 J3:8人)
主な出身者:松井大輔(横浜FC)、駒井善成(札幌)
地元Jクラブ:京都サンガF.C.(2人)
19位:大分 22人(昨年:21人)
(J1:13人 J2:7人 J3:2人)
主な出身者:清武弘嗣(C大阪)、西川周作(浦和)
地元Jクラブ:大分トリニータ(4人)
18位:滋賀 23人(昨年:22人)
(J1:5人 J2:11人 J3:7人)
主な出身者:橋本和(神戸)、岩崎悠人(札幌)
17位:群馬 25人(昨年:27人)
(J1:12人 J2:8人 J3:5人)
主な出身者:高橋秀人(鳥栖)、青木拓矢(浦和)
地元Jクラブ:ザスパクサツ群馬(1人)
16位:栃木 26人(昨年:20人)
(J1:6人 J2:14人 J3:6人)
主な出身者:金子翔太(清水)、蜂須賀孝治(仙台)
地元Jクラブ:栃木SC(5人)
15位:三重 27人(昨年:26人)
(J1:9人 J2:8人 J3:10人)
主な出身者:金崎夢生(鳥栖)、水本裕貴(広島)
14位:茨城 30人(昨年:30人)
(J1:12人 J2:15人 J3:3人)
主な出身者::曽ケ端準(鹿島)、大津祐樹(横浜)
地元Jクラブ:鹿島アントラーズ(6人)
水戸ホーリーホック(2人)
13位:鹿児島 35人(昨年:35人)
(J1:11人 J2:17人 J3:7人)
主な出身者:遠藤保仁(G大阪)、赤粼秀平(名古屋)
地元Jクラブ:鹿児島ユナイテッドFC(12人)
11位:熊本 36人(昨年:32人)
(J1:11人 J2:9人 J3:16人)
主な出身者:谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)
地元Jクラブ:ロアッソ熊本(8人)
11位タイ:広島 36人(昨年:43人)
(J1:12人 J2:15人 J3:9人)
主な出身者:槙野智章(浦和)、野津田岳人(広島)
地元Jクラブ:サンフレッチェ広島(4人)
トップ10には、やはり人口が多い大都市を抱える都道府県が並ぶ。1位は昨年に続いて東京で、全体の1割を超える168人。2位には神奈川が139人で続き、J1に限れば、東京と同数の55人となっている。以下、3位の大阪から7位の兵庫までは昨年と同様の結果となっているが、昨年トップ10圏外(11位)だった北海道が9人増えて8位にランクアップ。昨年9位だった広島が7人減って11位に後退した。
10位:福岡 41人(昨年:45人)
(J1:14人 J2:18人 J3:9人)
主な出身者:大久保嘉人(磐田)、藤田直之(C大阪)、本山雅志(北九州)
地元Jクラブ:アビスパ福岡(5人)
ギラヴァンツ北九州(4人)
9位:愛知 44人(昨年:40人)
(J1:20人 J2:17人 J3:7人)
主な出身者:三浦弦太(G大阪)、守田英正(川崎)、伊藤翔(鹿島)
地元Jクラブ:名古屋グランパス(5人)
8位:北海道 46人(昨年:37人)
(J1:19人 J2:12人 J3:15人)
主な出身者:西大伍(神戸)、宮澤裕樹(札幌)、奈良竜樹(川崎)
地元Jクラブ:北海道コンサドーレ札幌(10人)
7位:兵庫 51人(昨年:58人)
(J1:18人 J2:16人 J3:17人)
主な出身者:柏木陽介(浦和)、山下達也(C大阪)、米本拓司(名古屋)
地元Jクラブ:ヴィッセル神戸(4人)
6位:静岡 79人(昨年:80人)
(J1:29人 J2:19人 J3:31人)
主な出身者:内田篤人(鹿島)、三浦知良(横浜FC)、北川航也(清水)
地元Jクラブ:ジュビロ磐田(8人)
清水エスパルス(10人)
藤枝MYFC(8人)
アスルクラロ沼津(9人)
5位:千葉 98人(昨年:100人)
(J1:25人 J2:52人 J3:21人)
主な出身者:鈴木優磨(鹿島)、長澤和輝(浦和)、大谷秀和(柏)
地元Jクラブ:柏レイソル(10人)
ジェフ千葉(7人)
4位:埼玉 110人(昨年:107人)
(J1:26人 J2:57人 J3:27人)
主な出身者:宇賀神友弥(浦和)、矢島慎也(G大阪)、原輝綺(鳥栖)
地元Jクラブ:浦和レッズ(4人)
大宮アルディージャ(12人)
3位:大阪 119人(昨年:113人)
(J1:45人 J2:38人 J3:36人)
主な出身者:倉田秋(G大阪)、柿谷曜一朗(C大阪)、杉本健勇(浦和)
地元Jクラブ:ガンバ大阪(13人)
セレッソ大阪(8人)
2位:神奈川 139人(昨年:150人)
(J1:55人 J2:41人 J3:43人)
主な出身者:中村俊輔(磐田)、武藤雄樹(浦和)、久保建英(FC東京)
地元Jクラブ:川崎フロンターレ(5人)
横浜F・マリノス(13人)
湘南ベルマーレ(6人)
横浜FC(6人)
SC相模原(5人)
Y.S.C.C.横浜(13人)
1位:東京 168人(昨年:162人)
(J1:55人 J2:73人 J3:40人)
主な出身者:中村憲剛(川崎)、小林悠(川崎)、安部裕葵(鹿島)
地元Jクラブ:FC東京(11人)
東京ヴェルディ(6人)
町田ゼルビア(3人)
番外編として外国出身選手のランキングも見ていこう。今年も1位の座は王国・ブラジルで揺るがない。昨年よりも22人増えて88人となった。100人超えの日も、そう遠くはないか。また、韓国出身選手が昨年の52人から40人に減った一方で、スペイン人選手が10人に倍増。昨夏神戸に加入したアンドレス・イニエスタ、同じく鳥栖に加入のフェルナンド・トーレスをはじめ、今季から加入のダビド・ビジャ、イサック・クエンカら元バルセロナの名手たちに加え、福岡がスペイン1部のレガネスからGKセランテスを獲得している。4位のタイは、母国で英雄のティーラシンが帰国したものの、大分にMFティティパンが加入。今季も代表選手3人(チャナティップ、ティーラトン、ティティパン)を含む5人のタイ人選手が在籍する。
1位:ブラジル 88人(昨年:66人)
主な出身者:ジョー(名古屋)、レアンドロ・ダミアン(川崎)、レオ・シルバ(鹿島)
2位:韓国 40人(昨年:52人)
主な出身者:チョン・ソンリョン(川崎)、チョン・スンヒョン(鹿島)
3位:スペイン 10人(昨年:5人)
主な出身者:アンドレス・イニエスタ(神戸)、ダビド・ビジャ(神戸)、イサック・クエンカ(鳥栖)
4位:タイ 5人(昨年:5人)
主な出身者:チャナティップ(札幌)、ティーラトン(横浜)
5位タイ:アメリカ 4人(昨年:3人)
主な出身者:富樫敬真(町田)、丹羽詩温(愛媛)
5位タイ:オーストラリア 4人(昨年:4人)
主な出身者:ランゲラック(名古屋)、アンドリュー・ナバウト(浦和)
7位タイ:2人
ウズベキスタン、オランダ、クロアチア、コスタリカ、スウェーデン、セルビア、ポーランド、マケドニア、マレーシア
16位タイ:1人
アルゼンチン、アルバニア、イタリア、イングランド、カナダ、キュラソー、ケニア、コロンビア、ジャマイカ、中国、トルコ、ナイジェリア、ニュージーランド、ノルウェー、パラグアイ、フランス、ベネズエラ、ペルー、ポルトガル、マラウイ、南アフリカ、モザンビーク
今季は、ヴァンラーレ八戸がJFLからJ3に新たに昇格。Jリーグは昨季の54クラブから1クラブ増加し、55クラブとなった。青森県初のJクラブとなる八戸のJ3昇格によって、東北には全6県にJクラブが存在することに。また、Jリーグクラブを持つ都道府県の数は、青森県を含めて39となった。そして、Jリーグ各クラブに所属する選手の登録人数は、2月6日時点で1610人に上る。
果たして、最もJリーガーを多く輩出している都道府県はどこなのか。下位から順を追って見ていきたい。
(※なお、本稿は集計資料として2月9日発売の『サッカーダイジェスト2019 J1&J2&J3選手名鑑』を使用している)
――◆――◆――
今季もJリーガー空白区となった都道府県はなく、最低1人以上のJリーガーを輩出。高知は2年目の濱口草太(讃岐)が、福島は茂木弘人(福島)が引退したもののFC東京の郄萩洋次郎が県勢唯一のJリーガーとして健在だ。全県にJクラブが誕生した東北では、宮城を除く県が5人以下と少数だが、郄萩のほか、山形出身の土居聖真や岩手出身の山本脩斗など強豪チームの主軸を張る人材も生まれている。
46位タイ:高知 1人(昨年:1人)
(J1:0人 J2:0人 J3:1人)
主な出身者:濱口草太(讃岐)
46位タイ:福島 1人(昨年:2人)
(J1:1人 J2:0人 J3:0人)
主な出身者:郄萩洋次郎(FC東京)
45位:福井 2人(昨年:2人)
(J1:0人 J2:1人 J3:1人)
主な出身者:下口稚葉(岡山)、梅井大輝(相模原)
43位タイ:秋田 4人(昨年:2人)
(J1:0人 J2:4人 J3:0人)
主な出身者:加賀健一(山形)、摂津颯登(山形)
地元Jクラブ:ブラウブリッツ秋田(0人)
43位タイ:山形 4人(昨年:5人)
(J1:2人 J2:2人 J3:0人)
主な出身者:土居聖真(鹿島)、渡部博文(神戸)
地元Jクラブ:モンテディオ山形(0人)
38位タイ:青森 5人(昨年:4人)
(J1:1人 J2:2人 J3:2人)
主な出身者:飯倉大樹(横浜)、高橋壱晟(山形)
地元Jクラブ:ヴァンラーレ八戸(2人)
38位タイ:石川 5人(昨年:2人)
(J1:1人 J2:2人 J3:2人)
主な出身者:豊田陽平(鳥栖)、作田裕次(金沢)
地元Jクラブ:ツエーゲン金沢(2人)
38位タイ:岩手 5人(昨年:7人)
(J1:2人 J2:2人 J3:1人)
主な出身者:山本脩斗(鹿島)、藤村慶太(金沢)
地元Jクラブ:グルージャ盛岡(1人)
38位タイ:香川 5人(昨年:5人)
(J1:1人 J2:0人 J3:4人)
主な出身者:溝渕雄志(松本)、高木和正(讃岐)
地元Jクラブ:カマタマーレ讃岐(2人)
38位タイ:鳥取 5人(昨年:4人)
(J1:2人 J2:0人 J3:3人)
主な出身者:丸谷拓也(大分)、世瀬啓人(鳥取)
地元Jクラブ:ガイナーレ鳥取(1人)
20位〜30位台では、徳島と富山が昨年の9人から1人増えて、二桁の10人に到達。一方昨季13人だった沖縄は、J2に昇格した地元クラブのFC琉球の沖縄県出身者が3人から9人に急増。沖縄全体でも一気に20人に届く結果となった。
37位:島根 6人(昨年:7人)
(J1:1人 J2:3人 J3:2人)
主な出身者:高橋壮也(広島)、大屋翼(鳥取)
35位タイ:長野 7人(昨年:8人)
(J1:3人 J2:0人 J3:4人)
主な出身者:高橋義希(鳥栖)、田中隼磨(松本)
地元Jクラブ:松本山雅FC(1人)
AC長野パルセイロ(1人)
35位タイ:和歌山 7人(昨年:7人)
(J1:0人 J2:4人 J3:3人)
主な出身者:酒本憲幸(鹿児島)、武田拓真(岡山)
34位:佐賀 9人(昨年:8人)
(J1:3人 J2:2人 J3:4人)
主な出身者:小田逸稀(鹿島)、中島賢星(岐阜)
地元Jクラブ:サガン鳥栖(2人)
32位タイ:岐阜 10人(昨年:13人)
(J1:3人 J2:6人 J3:1人)
主な出身者:荻晃太(神戸)、杉本太郎(徳島)
地元Jクラブ:FC岐阜(1人)
32位タイ:徳島 10人(昨年:9人)
(J1:2人 J2:6人 J3:2人)
主な出身者:丸岡満(C大阪)、中坂勇哉(神戸)
地元Jクラブ:徳島ヴォルティス(4人)
28位タイ:岡山 11人(昨年:12人)
(J1:3人 J2:2人 J3:6人)
主な出身者:青山敏弘(広島)、山粼凌吾(湘南)
28位タイ:富山 11人(昨年:9人)
(J1:0人 J2:7人 J3:4人)
主な出身者:中島裕希(町田)、大粼淳矢(栃木)
地元Jクラブ:カターレ富山(3人)
28位タイ:宮崎 11人(昨年:12人)
(J1:3人 J2:5人 J3:3人)
主な出身者:興梠慎三(浦和)、鈴木義宜(大分)
28位タイ:山口 11人(昨年:11人)
(J1:2人 J2:6人 J3:3人)
主な出身者:田中達也(新潟)、原川力(鳥栖)
地元Jクラブ:レノファ山口(2人)
27位:山梨 13人(昨年:12人)
(J1:1人 J2:10人 J3:2人)
主な出身者:柏好文(広島)、堀米勇輝(千葉)
地元Jクラブ:ヴァンフォーレ甲府(3人)
25位タイ:奈良 15人(昨年:19人)
(J1:5人 J2:7人 J3:3人)
主な出身者:阿部浩之(川崎)、古橋亨梧(神戸)
25位:宮城 15人(昨年:16人)
(J1:7人 J2:3人 J3:5人)
主な出身者:今野泰幸(G大阪)、遠藤康(鹿島)
地元Jクラブ:ベガルタ仙台(1人)
24位:愛媛 16人(昨年:15人)
(J1:4人 J2:11人 J3:1人)
主な出身者:川又堅碁(磐田)、松下佳貴(仙台)
地元Jクラブ:愛媛FC(6人)
22位タイ:長崎 18人(昨年:17人)
(J1:8人 J2:8人 J3:2人)
主な出身者:山村和也(川崎)、渡邉千真(G大阪)
地元Jクラブ:Vファーレン長崎(5人)
22位タイ:新潟 18人(昨年:16人)
(J1:3人 J2:10人 J3:5人)
主な出身者:大野和成(湘南)、古賀太陽(柏)
地元Jクラブ:アルビレックス新潟(6人)
21位:沖縄 20人(昨年:13人)
(J1:4人 J2:12人 J3:4人)
主な出身者:知念慶(川崎)、田口泰士(磐田)
地元Jクラブ:FC琉球(9人)
39の都道府県にJクラブが誕生したなか、空白区の県で最大の勢力を誇るのが15位(27人)の三重だ。金崎夢生(鳥栖)や水本裕貴(広島)といった元日本代表や和泉竜司(名古屋)ら中堅まで幅広い世代にわたって人材を輩出し続けている。また、野洲高出身の乾貴士(アラベス)らを輩出した滋賀もJクラブのない県。こちらも18位(23人)と健闘している。その他、17位(25人)の群馬は前橋育英高出身者が多数を占め、同じく11位(36人)の熊本は谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)をはじめ大津高出身選手が多い。このクラスになってくると、高校の強豪校やJ下部組織からの安定的な人材供給が確立できている県が多いようだ。
20位:京都 21人(昨年:26人)
(J1:2人 J2:11人 J3:8人)
主な出身者:松井大輔(横浜FC)、駒井善成(札幌)
地元Jクラブ:京都サンガF.C.(2人)
19位:大分 22人(昨年:21人)
(J1:13人 J2:7人 J3:2人)
主な出身者:清武弘嗣(C大阪)、西川周作(浦和)
地元Jクラブ:大分トリニータ(4人)
18位:滋賀 23人(昨年:22人)
(J1:5人 J2:11人 J3:7人)
主な出身者:橋本和(神戸)、岩崎悠人(札幌)
17位:群馬 25人(昨年:27人)
(J1:12人 J2:8人 J3:5人)
主な出身者:高橋秀人(鳥栖)、青木拓矢(浦和)
地元Jクラブ:ザスパクサツ群馬(1人)
16位:栃木 26人(昨年:20人)
(J1:6人 J2:14人 J3:6人)
主な出身者:金子翔太(清水)、蜂須賀孝治(仙台)
地元Jクラブ:栃木SC(5人)
15位:三重 27人(昨年:26人)
(J1:9人 J2:8人 J3:10人)
主な出身者:金崎夢生(鳥栖)、水本裕貴(広島)
14位:茨城 30人(昨年:30人)
(J1:12人 J2:15人 J3:3人)
主な出身者::曽ケ端準(鹿島)、大津祐樹(横浜)
地元Jクラブ:鹿島アントラーズ(6人)
水戸ホーリーホック(2人)
13位:鹿児島 35人(昨年:35人)
(J1:11人 J2:17人 J3:7人)
主な出身者:遠藤保仁(G大阪)、赤粼秀平(名古屋)
地元Jクラブ:鹿児島ユナイテッドFC(12人)
11位:熊本 36人(昨年:32人)
(J1:11人 J2:9人 J3:16人)
主な出身者:谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)
地元Jクラブ:ロアッソ熊本(8人)
11位タイ:広島 36人(昨年:43人)
(J1:12人 J2:15人 J3:9人)
主な出身者:槙野智章(浦和)、野津田岳人(広島)
地元Jクラブ:サンフレッチェ広島(4人)
トップ10には、やはり人口が多い大都市を抱える都道府県が並ぶ。1位は昨年に続いて東京で、全体の1割を超える168人。2位には神奈川が139人で続き、J1に限れば、東京と同数の55人となっている。以下、3位の大阪から7位の兵庫までは昨年と同様の結果となっているが、昨年トップ10圏外(11位)だった北海道が9人増えて8位にランクアップ。昨年9位だった広島が7人減って11位に後退した。
10位:福岡 41人(昨年:45人)
(J1:14人 J2:18人 J3:9人)
主な出身者:大久保嘉人(磐田)、藤田直之(C大阪)、本山雅志(北九州)
地元Jクラブ:アビスパ福岡(5人)
ギラヴァンツ北九州(4人)
9位:愛知 44人(昨年:40人)
(J1:20人 J2:17人 J3:7人)
主な出身者:三浦弦太(G大阪)、守田英正(川崎)、伊藤翔(鹿島)
地元Jクラブ:名古屋グランパス(5人)
8位:北海道 46人(昨年:37人)
(J1:19人 J2:12人 J3:15人)
主な出身者:西大伍(神戸)、宮澤裕樹(札幌)、奈良竜樹(川崎)
地元Jクラブ:北海道コンサドーレ札幌(10人)
7位:兵庫 51人(昨年:58人)
(J1:18人 J2:16人 J3:17人)
主な出身者:柏木陽介(浦和)、山下達也(C大阪)、米本拓司(名古屋)
地元Jクラブ:ヴィッセル神戸(4人)
6位:静岡 79人(昨年:80人)
(J1:29人 J2:19人 J3:31人)
主な出身者:内田篤人(鹿島)、三浦知良(横浜FC)、北川航也(清水)
地元Jクラブ:ジュビロ磐田(8人)
清水エスパルス(10人)
藤枝MYFC(8人)
アスルクラロ沼津(9人)
5位:千葉 98人(昨年:100人)
(J1:25人 J2:52人 J3:21人)
主な出身者:鈴木優磨(鹿島)、長澤和輝(浦和)、大谷秀和(柏)
地元Jクラブ:柏レイソル(10人)
ジェフ千葉(7人)
4位:埼玉 110人(昨年:107人)
(J1:26人 J2:57人 J3:27人)
主な出身者:宇賀神友弥(浦和)、矢島慎也(G大阪)、原輝綺(鳥栖)
地元Jクラブ:浦和レッズ(4人)
大宮アルディージャ(12人)
3位:大阪 119人(昨年:113人)
(J1:45人 J2:38人 J3:36人)
主な出身者:倉田秋(G大阪)、柿谷曜一朗(C大阪)、杉本健勇(浦和)
地元Jクラブ:ガンバ大阪(13人)
セレッソ大阪(8人)
2位:神奈川 139人(昨年:150人)
(J1:55人 J2:41人 J3:43人)
主な出身者:中村俊輔(磐田)、武藤雄樹(浦和)、久保建英(FC東京)
地元Jクラブ:川崎フロンターレ(5人)
横浜F・マリノス(13人)
湘南ベルマーレ(6人)
横浜FC(6人)
SC相模原(5人)
Y.S.C.C.横浜(13人)
1位:東京 168人(昨年:162人)
(J1:55人 J2:73人 J3:40人)
主な出身者:中村憲剛(川崎)、小林悠(川崎)、安部裕葵(鹿島)
地元Jクラブ:FC東京(11人)
東京ヴェルディ(6人)
町田ゼルビア(3人)
番外編として外国出身選手のランキングも見ていこう。今年も1位の座は王国・ブラジルで揺るがない。昨年よりも22人増えて88人となった。100人超えの日も、そう遠くはないか。また、韓国出身選手が昨年の52人から40人に減った一方で、スペイン人選手が10人に倍増。昨夏神戸に加入したアンドレス・イニエスタ、同じく鳥栖に加入のフェルナンド・トーレスをはじめ、今季から加入のダビド・ビジャ、イサック・クエンカら元バルセロナの名手たちに加え、福岡がスペイン1部のレガネスからGKセランテスを獲得している。4位のタイは、母国で英雄のティーラシンが帰国したものの、大分にMFティティパンが加入。今季も代表選手3人(チャナティップ、ティーラトン、ティティパン)を含む5人のタイ人選手が在籍する。
1位:ブラジル 88人(昨年:66人)
主な出身者:ジョー(名古屋)、レアンドロ・ダミアン(川崎)、レオ・シルバ(鹿島)
2位:韓国 40人(昨年:52人)
主な出身者:チョン・ソンリョン(川崎)、チョン・スンヒョン(鹿島)
3位:スペイン 10人(昨年:5人)
主な出身者:アンドレス・イニエスタ(神戸)、ダビド・ビジャ(神戸)、イサック・クエンカ(鳥栖)
4位:タイ 5人(昨年:5人)
主な出身者:チャナティップ(札幌)、ティーラトン(横浜)
5位タイ:アメリカ 4人(昨年:3人)
主な出身者:富樫敬真(町田)、丹羽詩温(愛媛)
5位タイ:オーストラリア 4人(昨年:4人)
主な出身者:ランゲラック(名古屋)、アンドリュー・ナバウト(浦和)
7位タイ:2人
ウズベキスタン、オランダ、クロアチア、コスタリカ、スウェーデン、セルビア、ポーランド、マケドニア、マレーシア
16位タイ:1人
アルゼンチン、アルバニア、イタリア、イングランド、カナダ、キュラソー、ケニア、コロンビア、ジャマイカ、中国、トルコ、ナイジェリア、ニュージーランド、ノルウェー、パラグアイ、フランス、ベネズエラ、ペルー、ポルトガル、マラウイ、南アフリカ、モザンビーク