本拠地デビュー3試合連続本塁打を放った大谷翔平【写真:Getty Images】

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MLB公式サイトが全30球団の今季「最高の勝利」を選出

 MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、メジャー全30球団の今季最高の勝利を選出する特集記事を掲載。エンゼルスは、大谷翔平投手が衝撃の本拠地デビュー3試合連続弾で反撃の口火を切り、大逆転勝利を飾った4月6日(同7日)のアスレチックス戦が選ばれている。

 エンゼルスはこの試合、2回までに6点を失う苦しい展開となった。しかし、2回裏に「8番・DH」でスタメン出場していた大谷が流れを変える。2死走者なしで打席に立つと、相手先発ゴセットのツーシームを捉え、センターに運ぶ449フィート(約137メートル)の特大弾。本拠地デビュー戦から3試合連続ホームランとなり、エンゼルスタジアムは熱狂に包まれた。

 1点を返したエンゼルスはここから猛反撃。4回にはシモンズ、バルブエナ、マルドナードのタイムリーで1点差に。5回に3点差に離されるも、その裏にはシモンズのタイムリー、大谷の押し出し四球で再び1点差に。7回にまたしても追加点を奪われたが、その裏に相手エラーで同点に追いつき、アップトンの3ランで勝ち越した。

 8回には大谷の打席で相手投手の暴投があり、さらに1点を追加。点の取り合いの末、最後はエンゼルスが13-9で勝利するという劇的な試合だった。

 この試合を2018年のエンゼルス「最高の勝利」に選出したMLB公式サイトは「2回に6点差を追いかける中、エンゼルスの打線は活気づき、シーズン最大の逆転勝利を演じた。ショウヘイ・オオタニは3戦連続となる本塁打を放ち反撃した。ジャスティン・アップトンは7回に3ランを放ち一挙5得点、エンゼルスを勝利へと導いた」と寸評を添えている。

 今季、試合の雰囲気を変えるような一打を多く放ってきた大谷。開幕当初から、その打撃は相手チームにとって脅威となっていた。(Full-Count編集部)