12月22日(土)、幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ2019」にて、「新テニスの王子様」のステージイベントが行われ、原作者の許斐剛から劇場版のタイトル(『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』)と、公開時期(「2020年早春全国公開」)が発表された。

1999年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載開始され、テレビアニメやミュージカル、実写映画にもなった許斐剛による大人気漫画「テニスの王子様」。「週刊少年ジャンプ」での連載終了後、2009年からは「新テニスの王子様」として「ジャンプSQ.」(集英社)にて現在も絶賛連載中。来年2019年には、連載開始から20周年を迎える本シリーズの新たなる劇場版が始動する。

「新テニスの王子様」のステージイベントには、原作者の許斐剛ほか、声優の皆川純子(越前リョーマ役)、置鮎龍太郎(手塚国光役)、近藤孝行(大石秀一郎役)、甲斐田ゆき(不二周助役)、テニミュ青学レギュラーキャスト陣(阿久津仁愛、青木瞭、江副貴紀、皆木一舞、田口司、竹ノ内大輔、岩田知樹、大久保樹、中島拓人)が登壇。

本作では、原作では描かれていない「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の物語の間にある空白の3か月に迫るエピソードが展開されるが、今回、新しく物語の構想を練り、完全オリジナルで作り上げたという。タイトルロゴもスクリーンに投影され、「ステンドグラスをイメージして作りました。一つ一つの色は、各学校のカラーになっているんです」と強いこだわりを明かしつつ、「本日から立ち上がる映画公式サイトにもアップされるので、ぜひチェックしてみてください」とアピールした。

許斐剛 描き下ろしイメージビジュアル

さらに、許斐渾身の本作のイメージビジュアルがお披露目されると、観客からは悲鳴交じりの歓声も沸き起こり、会場のボルテージは最高潮に。左手にテニスラケット、着物を腰に巻き、凛々しい表情を浮かべる主人公の越前リョーマの後ろに映るのは刀を構えたサムライの影。これまで数々の予想と常識を超えた展開を見せてきた本シリーズが、最新作でさらなるパワーアップをすることを誓った。

また、本作が2020年早春公開であることが明かされると、許斐は「オリンピックイヤーの幕開けとして、“テニプリ”を世界に持っていきたいです。世界に通じるコンテンツだということを知らしめたいと思います!皆さん、ぜひ楽しみに待っていてください!」と力強い言葉で締めくくった。最後には、自身が作詞・作曲を手掛けた「テニプリっていいな」を許斐自らが熱唱し、万雷の拍手に包まれイベントは幕を閉じた。

許斐剛 コメント

『テニスの王子様』も早いもので週刊少年ジャンプで連載を始めてから『新テニスの王子様』と合わせもうすぐ20周年イヤーが始まります!!皆様には本当に感謝感謝です!支えて下さった多くのファンの方々、一度でもテニプリで笑ってくれた方々、そして…テニプリを知らないアナタに20年分のハッピーを詰め込んだ、全く新しいエンターテイメントを映画という媒体を使って作らせて戴きました!!それが『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』です!!観た人すべてを幸せにしたいと思います

許斐剛 コメント

劇場版『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は2020年早春に全国公開

映画公式サイト:https://gaga.ne.jp/RYOMA_MOVIE/

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