『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が伝説の傑作ホラーを再構築した映画『サスペリア』が2019年1月25日(金)より公開される。この度、日本限定“イラスト”ポスターが解禁となった。

「日本限定 ヒグチユウコ画ポスター」ダコタ・ジョンソン

解禁となったのは、本映画の製作サイド公認の「日本限定 ヒグチユウコ画ポスター」。画家のヒグチユウコが、サスペリアへの想いが溢れ、描き下ろしたオリジナルイラストを制作。ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”に夢と希望を胸にアメリカからやってきた主人公スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)とカリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の2種のイラストによるポスターが到着した。

「日本限定 ヒグチユウコ画ポスター」ティルダ・スウィントン

さらに今回、ルカ・グァダニーノ監督が生まれ変わらせた新『サスペリア』に、著名人から興奮と絶賛のコメントが続々到着。森山未来(俳優・ダンサー)は「呪われた舞踏団を率いるなんとかバウシュの気持ちいいほどのぶっとびホラー」と表現し、夏木マリ(歌手・俳優・演出家)は「大好きな世界。エネルギーが凄まじいこと間違いなかった。破壊と構築のアート。完全保存版をありがとう」と絶賛のコメントを寄せている。

デザイナー大島依提亜による「日本限定デザインポスター」

著名人からのコメント ※敬称略 順不同

この映画でおそらく最も重要な役割を担っている振付家、ダミアン・ジャレと何度か仕事をしている身としては、彼のプリミティブかつデモーニッシュな世界観がこんなにも生きる映画はもうないのではないかと思わせるほど。海外のコンテンポラリーダンス事情を少しでもわかる人にとっては、恐ろしいながらも何を観ているのだかわからなくなってきてなんだか笑けてくる、呪われた舞踏団を率いるなんとかバウシュの気持ちいいほどのぶっとびホラー。森山未来(俳優・ダンサー)

大好きな世界
エネルギーが凄まじいこと間違いなかった。
破壊と構築のアート
完全保存版をありがとう。夏木マリ(歌手・俳優・演出家)

どれだけ観客を不安タスティックな気持ちにさせるか?
それがホラー映画の使命であるからして、サスペリアは堂々、不安タスティック映画祭最優秀作品賞を与えられるであろう。みうらじゅん(イラストレーターなど)

決して皆んなで観た方がいいです。石野卓球 (DJ/Producer)

新たに生まれ変わったサスペリアの新しい恐怖を深く味わうには、何度も映画館に足を運ぶ必要があるかもしれない。散りばめられた恐怖を繋げ合わせるように。Koji Nakamura (ミュージシャン)

あのルカ・グァダニーノ監督の最新作だが、「君の名前で客を呼んで」はいけない。「サスペリアの名前で僕を呼んで」もいけない。
本作は、カップル向けホラーとは違う。まさにバレエ・ダンサーの如く、醜悪と美のギリギリの境界線を突いてくる、ルカ監督からダリオ・アルジェントへの返信(ラブレター)”Re:suspiria”なのだ。だから、”君”は、オリジナル版以上にトラウマを負うことになる。決して軽い気持ちで観ないように。ルカ好きの”僕”は、ひとりで観る。それ程までに悍ましい。小島秀夫(ゲームクリエイター)

タランティーノがこれを観て泣いたと聞いて、何言ってやんでえ、そんな映画じゃないだろ、と思ったが、実際に観たら、涙が頰を……。町山智浩(映画評論家)

まるで上質なアート作品や舞台を観ているよう!大胆な構図と不安を誘うカメラワークに魅了された!瀧本幹也(写真家)

ドイツ赤軍によるハイジャック事件と「再生」を求める「太古の母たち」の幻想世界とが見事に交錯。「唯一の母」の誕生は女性へのオマージュか。ホラーの枠では括れない作品。西村佑子(魔女研究家)

作品世界の恐怖ではない。 『君の名前で僕を呼んで』を世に出した人物が、この映画を産んでしまった恐怖と驚嘆に襲われる。ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン/美術家)

映画作家が優れた作品のリメイクに挑んだときの姿勢としては非常に正しいけれど、観客を困惑させる悪魔のような作品がこのルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』だ。鶴田法男(映画監督)

映画『サスペリア』は2019年1月25日(金)より全国公開

(C)Courtesy of Amazon Studios

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