異例の経歴で巨人入り。1軍目指す松原聖弥、奮闘の日々
20日、TBS「バース・デイ」では、「激動の巨人軍に密着!! "自分は雑草"・・・劣等感との戦い」と題し、巨人・松原聖弥に密着。野球エリートが揃う巨人軍において、中高大と無名だった男が異例の経歴でプロ入りを果たし1軍を目指して奮闘する日々を伝えた。
「中学も高校も控えのことが多かった」という松原は、仙台育英高校3年時にベンチ入りすら叶わず。それでも同じ境遇からプロ入りした先輩の存在を知ると、進学した明星大学で活躍。非凡なバッティングセンスが開花すると、2016年のドラフトで巨人が育成5位で指名した。
「そもそも呼ばれると思っていなかった」という松原だが、当時の3軍監督だった川相昌弘氏のもと3軍で打率・安打数とも抜群の成績を記録。さらにアジアウインターリーグで結果を残すと、2軍監督になった川相氏のもと2軍でもスタメンを勝ち取り、打率3割を超す活躍をみせた。
すると、今年7月に支配下選手へ昇格し、背番号は「59」に。だが、念願の支配下選手となった松原は、9月に入ると得意な盗塁での失敗が増え、チームメイトとの食事の席でも「いつも不安の方がでかい、何もかも」と不安を口にするようになる。
「やっと支配下になれて、1軍に行ける権利を持ったんですけど、僕も(1軍でのプレーを)イメージできない。今のままじゃ全然1軍なんて行っても活躍できないし、食い込めるような武器をまだ持ってない」などと自信のなさを吐露した。
9月18日、巨人2軍のリーグ4連覇がかかったDeNA2軍戦において、松原は勝ち越しタイムリーを放つも、その後、追加点のチャンスで中途半端な走塁を露呈。自信のないプレーを川相氏からも指摘されたが、シーズン最終戦でイースタンリーグの最多安打記録を更新するなど結果を残すこともできた。
川相氏は「自分の今の持ってる力を出せば打てるんだというね。そういう気持ちで今後もやって欲しいし、それは自信にして欲しい」と期待を寄せたが、4連覇を成し遂げながらも川相氏は今月7日、巨人を退団することに。松原は「1軍で活躍するのが一番の恩返しだと思ってるんで、もう一度川相監督に教わったことを見つめ直して自分のものにして繋げていきたい」と恩師に活躍を誓った。
「中学も高校も控えのことが多かった」という松原は、仙台育英高校3年時にベンチ入りすら叶わず。それでも同じ境遇からプロ入りした先輩の存在を知ると、進学した明星大学で活躍。非凡なバッティングセンスが開花すると、2016年のドラフトで巨人が育成5位で指名した。
すると、今年7月に支配下選手へ昇格し、背番号は「59」に。だが、念願の支配下選手となった松原は、9月に入ると得意な盗塁での失敗が増え、チームメイトとの食事の席でも「いつも不安の方がでかい、何もかも」と不安を口にするようになる。
「やっと支配下になれて、1軍に行ける権利を持ったんですけど、僕も(1軍でのプレーを)イメージできない。今のままじゃ全然1軍なんて行っても活躍できないし、食い込めるような武器をまだ持ってない」などと自信のなさを吐露した。
9月18日、巨人2軍のリーグ4連覇がかかったDeNA2軍戦において、松原は勝ち越しタイムリーを放つも、その後、追加点のチャンスで中途半端な走塁を露呈。自信のないプレーを川相氏からも指摘されたが、シーズン最終戦でイースタンリーグの最多安打記録を更新するなど結果を残すこともできた。
川相氏は「自分の今の持ってる力を出せば打てるんだというね。そういう気持ちで今後もやって欲しいし、それは自信にして欲しい」と期待を寄せたが、4連覇を成し遂げながらも川相氏は今月7日、巨人を退団することに。松原は「1軍で活躍するのが一番の恩返しだと思ってるんで、もう一度川相監督に教わったことを見つめ直して自分のものにして繋げていきたい」と恩師に活躍を誓った。