10月1日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(株)エム・テック(TDB企業コード:270440724、資本金4億6637万5000円、東京都中央区京橋1-18-1、登記面=埼玉県さいたま市浦和区高砂3-7-2、代表向山照愛氏)が、10月4日午後3時より「ベルサール東京日本橋」にて債権者説明会を開催。土木建築工事業者の(株)冨士工(TDB企業コード:985730309、資本金1億円、東京都品川区東五反田1-22-1、代表楚山和夫氏ほか1名)がスポンサーに決定した。
 
 (株)エム・テックが(株)冨士工の協力の下に考えている、債権者に対する債務の弁済についての再生計画案の骨子は以下の通り。

(1)担保債権の弁済方法
 (株)エム・テックが所有する担保不動産等については基本的に任意処分し、担保債権者である金融機関等に対してその売却代金を弁済する。

(2)再生債権の弁済
 再生債権の弁済計画は、再生債権の元本並びに開始決定日の前日までの利息及び遅延損害金の合計額のうち、金10万円までの部分は免除を受けず、金10万円を超える部分の97%に相当する金額並びに開始決定日以降の利息及び遅延損害金の全額について再生計画認可決定時に免除を受け、免除後金員相当額を再生計画認可決定後1カ月以内に一括弁済する。

(3)優先債権の弁済方法
 税金・社会保険料等に関しては、随時分割弁済する。