フランス代表にお別れ…バレンシアMFコンドグビアがルーツである中央アフリカ代表に変更

写真拡大

バレンシアに所属するフランス人MFジェフリー・コンドグビア(25)が、中央アフリカ共和国代表に選出された。イギリス『BBC』が報じた。

ランスの下部組織出身のコンドグビアは、2010年にプロ契約を結ぶと、2012年にセビージャへと移籍。加入1年目で結果を残すとビッグクラブが獲得を目指す選手に成長した。

翌年、コンドグビアが契約解除金を支払い退団が決定すると、モナコと5年契約。2015年にはインテルへと移籍すると、2017-18シーズンからバレンシアへレンタル移籍。今シーズンから完全移籍で加入することとなった。

リーグ・アン、セリエA、リーガエスパニョーラと3リーグで結果を残しているコンドグビアは、各世代のフランス代表としてもプレー。2013年8月にはベルギー代表戦でデビューを果たすと、5試合でプレーしていた。

しかし、自身のルーツである中央アフリカ代表への鞍替えを申告。ロシア・ワールドカップを目指す欧州予選でも招集されていたが出場はなく、フランス代表で出場した5試合は全て国際親善試合であったため、FIFA(国際サッカー連盟)に認められることとなった。

アフリカ・ネーションズカップの出場を目指す中央アフリカは、9月にコンドグビアを招集したものの、負傷により出場はならず。10月のコートジボワール代表との予選に改めて招集した。

なお、中央アフリカは、これまでワールドカップやアフリカ・ネーションズカップへの出場経験はなく、2019年のアフリカ・ネーションズカップ初出場を目指している。