西日本大濠花火大会2018(そらみみさん撮影、Wikimedia Commonsより)

2018年9月14日、福岡市中央区大濠公園で開催され、多くの観客を集めていた「西日本大濠花火大会」が今年限りで終了し、来年以降は開催されない、と主催の西日本新聞社から発表された。観覧者や周辺の安全確保の議論を重ねてきたが、「2019年以降は実施が難しい」との判断となった。

今年の第56回目の花火大会では、8月1日、約43万人(主催者発表)の観客を集め、6000発の花火が打ち上げられた。

ツイッターには、花火大会終了を知った多くの人々から、さまざまな声が寄せられている。

「福岡市の高校生はどうやっって夏の青春つくればいいの...」


西日本大濠花火大会2014(そらみみさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッター上の反応を見てみよう。

「いろんな思い出があるのに寂しいな」と惜しむ声は尽きない。SMAPに安室ちゃんにタッキー&翼と好きな芸能人の名を挙げ、「ほんとにホントに好きなものが無くなってくのが辛い......」とつぶやく人もいる。昨年末のスペースワールド閉園を思い出しながら、「寂しい気持ちになるなぁ」と嘆く人も......。

「40万人が殺到して安全面に限界が来た」「大濠公園の花壇もぐちゃぐちゃに踏み倒されて......なくていいです」など、終了の理由を受け止める感想もあった。

「福岡市の高校生はどうやっって夏の青春つくればいいの...」「何だかんだ思い出深い花火大会やけん寂しかですなー」と哀しみのツイートがとどまることがない。