2018年9月8日、福井県の福井と敦賀の両駅で自動改札機の運用が始まった。福井県は、JR西日本の管内2府16県で唯一だった自動改札機「空白県」からようやく抜け出すことになった。

ツイッターには福井県民の喜びの声が殺到している。

駅員は切符の通し方の説明に追われた?

福井駅(2015年、Richard, enjoy my life!さん撮影、Flickrより)

ツイッターに届いた反応を見てみよう。

「福井駅自動改札きました!」「自動改札機があるだけでこうも雰囲気が変わるのか」という報告が、現場で撮った写真を添えて投稿されている。

「自動改札なのに、その横に自動改札を見ている駅員さんが2人いた」という報告もあった。乗客もまだ慣れていないので、何かトラブルが発生した場合に備えて、JR西日本の駅員が待機していたのだろうか。「地元民が使い方を知らないので有人通路が大混雑」「土曜日に自動改札が入って 初の平日、ホームや改札では、切符の通し方の説明で 大わらわ」といった投稿もあった。駅員は切符の通し方の説明に追われていたようだ。

「みんな大騒ぎしてたね(笑)」「しゅごい...」「大都会やろ!」などといった感想もあった。

ICカード(ICOCA)が、JR西日本・北陸線の福井県内区間に導入されるのは、9月15日から。福井と敦賀以外の17駅にはIC専用型の自動改札機が設置される。