4日放送、フジテレビ「PRIME news alpha」では、サッカーの新生日本代表に選ばれた中島翔哉に注目。ワールドカップ(W杯)に出場できなかった24歳の夢を紹介した。

ロシアW杯直前の3月、低迷していた日本代表を救う存在として大きな期待を寄せられた中島。だが、監督交代の影響もあり、W杯のメンバーには選ばれなかった。

だが、中島は「もともと日本代表に選ばれて、ハリルホジッチ監督に呼んでもらって、1回しか行ってなかったんで、そこまで自分が出られるとも思ってなかったですし、落ち込んだりは全くしなかった」と振り返る。

W杯で日本が沸いた6月も、中島は日本に戻らず、ポルトガルでオフシーズンを過ごした。今では日本で暮らすより、ポルトガルでの生活のほうが落ち着くという。

チームメートも「翔哉は今やチームに欠かせない存在」「ポルトガル語はいまいちだけど、いつも笑顔でチームを明るくしてくれる」と、中島が溶け込んでいることを証言する。

リオデジャネイロ五輪でも10番を背負うなど、各年代で世界と戦ってきた中島は、16歳の時に「22歳でバルセロナに入団」「W杯でブラジルに勝つ」と夢を語っていた。

24歳となった今、中島はかつての自分の発言に「相当生意気だった」と笑顔を見せ、今の目標を問われると「正直全くないです」と回答。「今の夢は本当に、自分が理想とするサッカーをすることで、もちろんW杯も出たいですけど、それが自分の目標ではない」と述べた。

中島は「新しいメンバー、若いメンバーも当然(代表に)入ってこなければいけないし、そこで良いプレーをして、おもいっきりサッカーを楽しんでいきたい」と、今後に向けて意気込んだ。