「2週間ぐらい泣いていました」自転車トラック・梶原悠未の転機
28日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「自転車トラック 梶原悠未(21)真の世界一へ 強さの秘密」として、東京五輪でのメダル獲得が期待される梶原悠未のインタビューを放送。昨年、自転車トラックW杯で2大会連続の金メダルを獲得した彼女の強さに迫った。
まずは過酷な競技として知られる自転車トラックについて「めちゃめちゃ過酷です」と笑った梶原は、「レベルが高いレースになればなるだけ凄くキツい。苦しいですし、出し切るレースをするので次の日とかは本当にヘトヘトです。朝起きるのも結構しんどくなります」と続けた。
また、身長155cmと海外の選手に比べると非常に小柄な梶原だが、「自転車競技の場合、速い速度で走れば走るだけ空気抵抗受けるので体が小さければ小さいほど、空気抵抗をあまり受けないような姿勢の低いポジションを取ることができる」という。
そんな梶原にとっての転機は、2015年に出場したジュニアトラック世界選手権にある。高校から自転車競技に打ち込むようになった梶原は、その2年後、2014年のジュニアトラック世界選手権で銀メダルを獲得したが、その翌年の同大会でも2位に。様々なものを犠牲にして打ち込んだ末の結果に、レース後は悔しさに泣き崩れた。
「まだ高校生でお母さんのもとを離れたり夏のお祭りに行けなかったり花火を見れなかったり多くのことを我慢してここに居るっていう気持ちがあったのでホテルに帰っても泣いてて、2週間ぐらいずっと泣いていました」
この時をこう振り返ると、梶原は「世界には自分よりももっともっと強い選手が沢山いるんだっていうことを肌で感じたことが、絶対エリートに行って世界一になってこの悔しさをはらそうって思いました」と、毎日筑波山を登るようになったという。
「自分よりも登りが強い選手を思い浮かべて、あの選手だったらここでもう一回(ペダルを)絶対踏み直すとか自分のモチベーションにして追い込んでいます。キツいです。めちゃめちゃキツいです。キツい方が楽しいです」などと笑顔を見せた梶原は、来たる東京五輪に向けて「日本中を金メダルで照らせるような選手になりたい。それが自分の使命だと思う」と意気込んだ。
まずは過酷な競技として知られる自転車トラックについて「めちゃめちゃ過酷です」と笑った梶原は、「レベルが高いレースになればなるだけ凄くキツい。苦しいですし、出し切るレースをするので次の日とかは本当にヘトヘトです。朝起きるのも結構しんどくなります」と続けた。
そんな梶原にとっての転機は、2015年に出場したジュニアトラック世界選手権にある。高校から自転車競技に打ち込むようになった梶原は、その2年後、2014年のジュニアトラック世界選手権で銀メダルを獲得したが、その翌年の同大会でも2位に。様々なものを犠牲にして打ち込んだ末の結果に、レース後は悔しさに泣き崩れた。
「まだ高校生でお母さんのもとを離れたり夏のお祭りに行けなかったり花火を見れなかったり多くのことを我慢してここに居るっていう気持ちがあったのでホテルに帰っても泣いてて、2週間ぐらいずっと泣いていました」
この時をこう振り返ると、梶原は「世界には自分よりももっともっと強い選手が沢山いるんだっていうことを肌で感じたことが、絶対エリートに行って世界一になってこの悔しさをはらそうって思いました」と、毎日筑波山を登るようになったという。
「自分よりも登りが強い選手を思い浮かべて、あの選手だったらここでもう一回(ペダルを)絶対踏み直すとか自分のモチベーションにして追い込んでいます。キツいです。めちゃめちゃキツいです。キツい方が楽しいです」などと笑顔を見せた梶原は、来たる東京五輪に向けて「日本中を金メダルで照らせるような選手になりたい。それが自分の使命だと思う」と意気込んだ。