キング・カズの“35歳差2トップ”に海外メディアも注目 「好奇心をそそるストーリー」
51歳の三浦と16歳の斉藤が同時出場、35歳差はJ史上最大年齢差
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良は、21日の第24節FC岐阜戦でJ2最年長出場記録を51歳4カ月25日に更新した。
同カードでは2種登録の16歳FW斉藤光毅がデビューを果たし、三浦との“35歳差2トップ”を形成したが、海外メディアも「フットボール界にとって好奇心をそそるストーリー」と報じている。
横浜FCは岐阜戦の後半16分までに3ゴールを挙げ、試合を優位に進めた。3-0で迎えた後半39分、今年3月にトップチームに2種登録された横浜FCユース所属の高校2年生、斉藤がピッチに立ち、16歳11カ月11日でクラブ史上最年少デビュー。その3分後には三浦がFWイバに代わって途中出場し、斉藤と2トップを組んだ。
35歳差はJ史上最大年齢差。これには、スペイン紙「AS」も驚きを持って報じている。「51歳と16歳が同時出場」と特集した記事では、斉藤が生まれた2001年には三浦はすでに34歳と選手としてのピークはすでに過ぎていたとの見解を示しつつ、「サイトウとミウラはピッチ上で仲間となった。過去と現在、フットボール界にとって好奇心をそそるストーリーだ」と紹介した。
“キング・カズ”と呼ばれ、日本サッカー界を長年にわたって牽引してきた三浦。51歳となった今もなお現役を続け、自身の年齢の3分の1にも満たない“息子世代”との共演は世界でにも驚きの出来事だったようだ。
(Football ZONE web編集部)