挨拶する本田圭佑、車に乗り込む酒井宏樹、大迫勇也は社内で運転手に指示を出す

「次はケイスケ・ホンダ!」   
 店内に響きわたる掛け声に、本田圭佑(32)は「W杯は選手にとっていちばん幸せな場所なんです!」と応戦。   

 7月5日午前11時、西野ジャパンの面々を見ようと成田空港に駆けつけたファンは、徹夜組も含め、800人にも及んだ。

 それから9時間後、蒼き戦士たちは長旅の疲れも見せず、都内の有名焼き肉店に集結。ようやくW杯のプレッシャーから解放されたからか、長谷部誠(34)を中心に、“解散式” はスタートから異常な盛り上がりを見せた。

 選手やスタッフが、代わる代わるスピーチするたびに巻き起こる爆笑。その笑い声は、通りを挟んでいても聞こえてくるほど。   

 まさに無礼講で、先輩後輩の関係は、ここではなし。歴代最高のキャプテンと称される長谷部に対しても、若手から「ハセベ!」のコールが。ノリは、まるで学生コンパだ。

 楽しい時間はあっという間に過ぎていく。そして「そろそろ締めの挨拶を」と指名されたのが、“ダジャレ王” 手倉森誠コーチ(50)だった。

「私も酒が大好きなんですが、酒(さけ)の繫がりは、避け(さけ)られない人との繫がりなんです」

 一瞬の間はあったものの、またもや爆笑。午後10時半には一次会が終了。すると、店内から「二次会のお店は、地下駐車場があるから、バレないように車で入って!」との叫び声が。

“延長戦” も満喫したイレブンの体力は半端なかった。

(週刊FLASH 2018年7月24・31日合併号)