成宮寛貴、復帰を阻むプライドの高さ「一流の俳優気取り」で仲間去る
「芸能界を引退後、成宮さんはドイツやスウェーデン、オランダなど、海外を転々としています。ときどき帰国して、日本に少しの間だけ滞在することもあるようですね」(芸能プロ関係者)
成宮寛貴は'16年12月に薬物使用疑惑が報じられ、芸能界引退を発表した。
成宮の懐事情
「コカインを吸引しているとされる写真が『FRIDAY』に掲載されました。成宮さんは薬物の使用を否定したものの、関係者やファンに謝罪する声明を出して引退しました」(ワイドショー関係者)
成宮は'02年のドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)への出演で人気となり、『相棒』(テレビ朝日系)では'12年から3年間にわたって水谷豊の相手役を務めた。薬物疑惑が報じられた当時もドラマやCMで活躍していたが、すべて降板となった。
引退してしばらくの間は、ひっそりと隠れるように生活していたが、昨年の夏ごろから元気な姿を見せている。
「インスタグラムで近況を公開していて、一般の人向けに公開しているアカウントのフォロワー数は50万人を超えています」(スポーツ紙記者)
海外にいる日数のほうが多いようだが、日本が恋しいのかときどき都内に帰ってくることもあるようだ。
「昨年の秋ごろに、マンションの前で成宮さんを見ました。帽子を深くかぶってマスクをつけていましたが、すごくオーラがありましたね。その後も何回か見かけましたが、今年の3月以降は見ていませんよ」(近隣住民)
芸能界を引退したいま、成宮の懐事情はどうなっているのだろうか。実は、彼をサポートする仲間がいるのだ。
「新宿2丁目界隈やファッション関係に支援者が多いんです。現地では、そうした知り合いの紹介で、飲食店などで働かせてもらっているそうです。ただ、日本人のお客さんが来るとすぐに顔がバレて続けられなくなり、苦労しているみたいですよ」(前出・芸能プロ関係者)
日本での知名度が高い成宮が、一般の人と同じように働くのはなかなか難しいようだ。彼もそのことを自覚しているのか、最近は“本業”のほうにシフトしようとしている。
「彼を芸能界に戻してあげようと、舞台やネット関係の会社に働きかけている人が何人かいますよ。成宮さん自身も“もう1度、日本の芸能界に戻りたい”という思いがあるようですね」(成宮の知人)
ただ、復帰への道筋はなかなか見えてこない。
「成宮さんは“海外にいながら、日本で存在感を示せるような仕事を持ってきてほしい”と頼んでいるそうです。しかし、そんな仕事を用意するのは簡単ではありません。まず、テレビや舞台の仕事は無理。海外にいながらできる仕事となると、CMやネット配信などです。
ただ、彼にはどうしてもダークなイメージがつきまとってしまうので、CMに起用したがる企業もありません。そうなると、動画などのネット関連の仕事しかないんですよね。でも、そうした仕事を提案すると、“自分くらい知名度のある俳優がやるべき仕事ではない”などと言って断ってしまうんだとか」(同・知人)
最近では、仲間たちから反発の声もあがっているという。
「いつまでも一流の俳優気取りなので、“もう付き合っていられない”と、みんな離れていってしまったそうです。彼の高いプライドが再スタートを阻む壁になっているように思えます。お金もそろそろ底をつきそうなので、かなりピンチなのではないでしょうか」(同・知人)
成宮の支援者のひとりで、都内で会社を経営するA氏に話を聞こうと何度か電話をかけてみたが、コール音がひたすら鳴るだけで出ることはなかった。
彼がプライドを捨て、新しい自分に生まれ変われる日は来るのだろうか……。