イニエスタのJ1神戸加入をスペイン紙も“確定事項”と報道 「水曜日に彼は日本にいる」
バルサ贔屓紙が今後のスケジュールを紹介
今季限りでバルセロナを退団したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。
Jリーグのヴィッセル神戸への入団が基本合意に達したとされる報道が出るなかで、バルサの贔屓紙として有名な「ムンド・デポルティーボ」紙が今後のイニエスタの予定について詳細に紹介している。
イニエスタは現地時間20日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節レアル・ソシエダ戦(1-0)に先発出場し、後半37分までゲームメークし続けた。試合終了後にはチームメートからの胴上げ、そして日付が変わって誰もいなくなった聖地カンプ・ノウに一人で座り感傷に浸るなど、下部組織時代を含めれば20年以上を過ごした地に別れを告げた。
そのイニエスタは翌日、家族水入らずのオフを過ごした。妻のアンナさんがインスタグラムで、パリのディズニーランドにある「イッツ・ア・スモール・ワールド」を家族で楽しむ様子を発信した。ただ、これがイニエスタにとっては束の間の休息となる模様だ。
記事によると「(バルサと)別れを告げた1日後に家族とともに楽しんだが、今週水曜日には彼はすでに日本にいる」と、来日は確定事項として記している。「バルサのメーンスポンサーである楽天の三木谷浩史CEOが所有するクラブ、ヴィッセル神戸への加入が公式に発表される」と記している。
ただイニエスタは、その後も多忙な日々を送ることになりそうだ。「イニエスタは週末を過ごすために帰国し、翌月曜日には“ラ・ロハ”のスペイン代表に参加するため、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けてのトレーニングを開始する」としている。自身にとって4度目となるW杯出場となるイニエスタだが、「ヴィッセル神戸」の一員となっての挑戦になることは間違いないようだ。
(Football ZONE web編集部)