横浜戦で暴力行為を働いたギレルメに、Jリーグから正式な処分が下された。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 5月10日、Jリーグ規律委員会はジュビロ磐田のギレルメに対し、6試合の出場停止処分を科したと発表した。
 
 ギレルメは5月2日の横浜戦で、2枚の警告を受け退場を命じられた際に、相手選手及びスタッフに対し暴力行為を働いていた。その後クラブから本人へ厳重注意を行ない、練習不参加の謹慎処分が下っていた。
 
 本件を受けて、Jリーグは次の声明を発表している。
 
「2018年5月2日(水)2018明治安田生命J1リーグ 第12節(横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田)の試合においてギレルメ選手は主審より1試合2枚の警告による退場を命じられた。その際、近くにいた横浜F・マリノス喜田 拓也選手に対して、一方的に詰め寄り大腿部を蹴りつけ、その後、自チームの選手に誘導されピッチを出たところで、横浜F・マリノスのスタッフに対しても一方的に詰め寄り乱暴にひじ打ちを行ったとマッチコミッショナー及び主審より報告があった。Jリーグ規律委員会にて同行為について映像を用いて確認・検証し、ギレルメ選手にも事実関係を確認した」
 
「上記の事実関係の確認を踏まえ、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、各行為がいずれも『選手等に対する暴行・脅迫及び一般大衆に対する挑発行為』に相当すると判断し、6試合の出場停止処分とする」
 
なお、出場停止となる試合は下記の通りだ。
 
 5月12日(土) 第14節 対ヴィッセル神戸
 5月19日(土) 第15節 対湘南ベルマーレ
 7月18日(水) 第16節 対鹿島アントラーズ
 7月22日(日) 第17節 対北海道コンサドーレ札幌
 7月28日(土) 第18節 対サガン鳥栖
 8月1日(水)  第19節 対ガンバ大阪

 ※5月5日(土・祝)開催の第13節・柏レイソル戦は、1試合2枚の警告による退場処分により、出場停止(消化済み)